【ヒプノシスマイク】あの、協力してください！！

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｢絶対やだ！！｣

｢えー、なんで？｣

｢やだったら、やだ！！｣

｢でも、僕もその人の事知らないとアドバイスも何もないよ？｣

｢うっ……｣

｢せっかく僕がやる気になったのになー？
やっぱりやめるしかないのかなー？｣

｢わ、わかったよ……｣

｢やったね！
じゃ、早速連絡してみようか！｣

｢……え？｣

｢ほら、早く早く！｣





キラキラした瞳で言われ、断ることができなかった私は仕方なく携帯の電源をいれる


電話帳を開き、躊躇いながらもボタンを押した


乱数は私の周りをクルクル回りながら待っていた





｢もしもし｣





携帯越しに綺麗な声が聞こえてくる


鼓動が早くなっているのがよくわかった


声が震えないように注意しながら私は話を切り出した





｢お、お久しぶりです
あの……今度久しぶりに会えませんか？
い、忙しかったら全然大丈夫なんですけど！｣





我ながらストレートに言ってしまったと少し後悔する




｢最近、一段落ついたところなので大丈夫ですよ｣

｢ほ、本当ですか！？｣

｢はい｣





1人テンションが高くなる私


口元が緩んでいることに気づき、気持ちを引き締め直す





｢いつ頃なら大丈夫ですか？｣

｢そうですねー……あ｣

｢え？｣

｢後ろ見てください｣




そう言われ後ろを見ると、私の想い人である夢野幻太郎さんの姿があった

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