【ヒプノシスマイク】あの、協力してください！！

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外だから流石に正座はしなかったけど、内心的には正座をしている気持ちだ





｢オネーさん、僕に幻太郎とのこと頼んだんだよね？｣

｢ま、待って、乱数！
乱数のこと信用してないとかじゃなくてね！？｣

｢……なに？｣

｢その……乱数、優しいから私にドストレートには言ってくれないでしょ？｣

｢……え？｣

｢だって帝統君みたいになんも考えないでプライバシーとか人の気持ちとか考えないでズカズカ言ってくれる人もいないとさ！！｣

｢オネーさん、結構今帝統に失礼なこと言ってない？｣

｢え、やっぱり失礼？｣

｢かなりね｣

｢いや、でも大丈夫！！
私もっと失礼なこと言われてるから！！
そう、あの失礼なぐらいの帝統君みたいな人も私には必要なんだよ！！｣





ムキになって言っていたからか、乱数は少し引いたような顔をしながら

『あ、そうなんだ……』

となんとか納得してくれたらしい





｢でも、僕思ったんだよね｣

｢え？｣

｢幻太郎、結構オネーさんのこと気に入ってるんじゃない？｣

｢…………え？｣





い、いやいやいや


緩む口元を必死に隠しながら、顔の前で手を横に振る






｢な、ないないない！
絶対ないって！｣

｢でも、初めてだよ？
僕らが集まる時にオネーさんを連れてくるなんてさ｣





『チャンス、あるかもね？』


なんて言われてしまうもんだから、期待してしまってもいいのかな？


調子に乗ったらバチがあたるかな？


そんなこと思いながらも自然と緩んでいく口元は、素直に私の感情を表していた

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