8/15 PM5:45 祠ー道中 ページ42
A「え〜!!
じゃあこのクジってイカサマだったの!?」
そう言いながら、Aはルパンの作ったあみだクジを再度見つめる
快斗「あぁ
何度やったってこの組み合わせになるさ」
次元「ケッ、面倒臭ぇ芝居しやがって」
快斗「そう言う次元さんも知ってたんじゃないんですか?」
快斗が含み笑いを交えてそう言うと、次元はフンッと鼻を鳴らしてマグナムをちらつかせた
次元「腐っても相棒だからな
仕掛けはわからなくても、仕草でわかる
…それよりも
お前さんこそ、妙なマネするつもりなら その真っ白な衣装が赤く染まるぜ?」
快斗「大事な衣装なので、それは御遠慮頂きたいですね」
ピリッとした空気が二人の間にながれる
……と、
途端にそれを一刀両断すらような一言が投げ込まれた
A「次元、快斗君は水色の服来てるよ?」
次元「いや…… その衣装ってのは…」
A「大丈夫?
もしかして、煙草の吸いすぎで煙が目に…」
本気で心配するAに
次元は大きくため息をつき、快斗はやれやれと苦笑する
次元「……まぁ、あれだ
俺も目を離さないようにするが…」
快斗「はい、僕も注意して見ておきます」
「悪いな」「いえ、いつもお疲れ様です」と急に仲良くなる二人
A「?」
そんな二人を見ながら、よく分からないと首を傾げながら まぁ、良いかと微笑むのだった
8/15 PM5:50 祠ー燕の子安貝→←8/15 PM5:45 祠ー道中
134人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ピスピス | 作成日時:2019年5月8日 2時