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8/15 AM11:45 喫茶店 ページ3

A「ファフヒャヒヘ?」



次元「お前、食ってから喋れよ」





餡こを付けたまま話すAを軽く嗜める次元





ルパン「そ、二週間前にここの竹林で小さな石像が見つかってな

その石像について何か手掛かりがないか回りを探したら 金がザクザク出て来たってわけだ」




A「 ……何でかぐや姫?」




不二子「昔話ではね、竹からかぐや姫を見つけたお爺さんはその後 沢山の金を見つけて大金持ちになったのよ」




A「へぇ…… それでかぐや姫」





ルパン「お前らのハネムーンに無理矢理ついてきたのもそれが目的ってわけ」





不二子「悪かったわね、A

今度 素敵なプライベートビーチでも貸してあげるわ」




A「ありがと、不二子さん」




次元「ケッ… 別に今回はただの旅行のつもりだ」






拗ねるようにそっぽを向く次元を宥めるように笑いかけるルパン





ルパン「まぁ、そーゆー事で

ホイ、午後の部の見学券な

13:00までに竹林の入り口集合だからそれまでは自由行動

はい、解散ー」





チケットをヒラヒラとなびかせながら、ルパンはAに向かって軽くウインクをする





A「!!

ほら、次元! デート行こう、デート!!!」





次元「はぁ?

チョッ…… わかったから、落ち着け!」






Aは嬉しそうに次元の腕を引くと、跳ねるように人混みの中に入っていった

8/15 AM12:15 地主神社→←8/15 AM11:30 駅 ホーム



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作者名:ピスピス | 作成日時:2019年5月8日 2時

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