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8/15 AM11:30 駅 ホーム ページ2

青子「快斗、こっち、こっち!!」



快斗「ダァ……ッたくよぉ

なんで俺がこんなところまで行かなきゃなんねーんだよ」




青子「しょうがないでしょ

お父さん、他県の応援で京都に行ったのは良いけど大切な書類とか忘れちゃったんだから」




快斗「だ・か・ら、
それで何で俺も一緒に行かなきゃなんねーんだよ」




青子「そ、それは……

ちょうど夏休みだし
快斗も気晴らしにどうかなぁって…

ほら、最近全然外に出てなかったでしょ?」



モジモジとしながら焦ったように弁解する青子




快斗「……仕方ねぇだろ

最近は怪盗キッドの仕事道具のメンテで忙しかったんだから……」



青子「ん?

快斗、何か言った?」




快斗「な、何も言ってねぇよ!!

ほ、ほら あれだ、帰りの電車まではまだ全然時間あるじゃねーか
何かしたいこととかあるんだろ?」





快斗の言葉に青子はパッと顔をほころばせると、大きく頷いて 鞄から取り出した雑誌を指差した




青子「ココ!!

青子、前からココに行ってみたいと思ってたの!」




快斗「……縁結びの神社?」




青子「そう!! 行こう、快斗!」





青子に引かれるまま走り出す快斗



ふと、壁にかけられた広告に目をやると
最近ニュースに取り上げられるようになった竹林のポスターが大きく貼られていた

8/15 AM11:45 喫茶店→←8/15 AM11:00 貸衣装屋前



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作者名:ピスピス | 作成日時:2019年5月8日 2時

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