8/15 PM3:10 竹林ー祠前 ページ18
ルパン「ってことで、ほほほほいのほい」
テンポ良くそれぞれの札を押し込むルパン
《 ガ チ ッ 》
最後の札を押し込むと、僅かな手応えにニヤリとほくそ笑むルパン
ルパン「皆さーん、今から竹取物語の宝を取りに(?)行きたいと思いまーす
準備は良いですかー?」
先程のガイドの声色を真似しながらルパンは祠の扉を開ける
そこにはポッカリと空洞が出来ていて、奥は真っ暗で見えなかった
A・快斗「「はーい」」
次元「声マネ披露しなくて良いから、さっさと行くぞ」
五ェ門「……見栄」
不二子「そんなのいいから
さっさと行ってよね」
Aと快斗のノリの後に続く、三人の冷めた態度に ルパンはイジイジと膝をかかえる
ルパン「……チェ〜、大人共の夢のないこと……」
御門「えっと……」
五ェ門「御門どのはここで待っていてください
中に何があるか未知数故、女子には危険すぎます」
A「……」
不二子「……」
次元「お前は俺が守るから良いんだよ」
A「次元……!」
ルパン「ヌフフフ、なら 不二子ちゃんは俺様が…」
不二子「間に合ってるわよ」
ルパン「そんな、つれないぃ〜」
振られるルパンの背で、小さく首を横に振る御門
御門「ここまで来たからには、私も先が気になって……
あの、守っていただけますか?」
五ェ門「!!
……し、承知いたした…」
A「……オヨヨ?」
次元「ヘェ……?」
不二子「あらまぁ?」
ルパン「キィ〜!五ェ門の癖にぃ……」
何やら水面下での五ェ門の春に、ルパンご一行はニマニマと影で見守るのだった
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作者名:ピスピス | 作成日時:2019年5月8日 2時