8/15 PM2:35 竹林ー祠前 ページ16
快斗「現代の鍵みたいなもんでしょうね
……ほら、一枚一枚が押すことができる
正しい札を押し込むことで錠が外れ、扉が開くってとこでしょうか?」
ルパン「こんなボロい扉
壊すことも出来るが、こんな仕掛けをしてるんだ 力任せにしたら何か罠が作動するかもしれねぇ」
快斗「ですね
札は全部で十枚
押し込むか、押し込まないの二択ってことは 2の10乗…… 1024通りか」
ルパン「そんなにやってられっかよ
……見てみな、この札うっすらだが絵が描かれてやがる」
快斗「本当だ
これは…… 笛?」
ルパン「ヌフフフ、こんな古びたモンの鑑定は……五ェ門!」
ルパンに呼ばれ、御門と話していた五ェ門は名残惜しそうにその場から離れてルパンの元に近付いていった
五ェ門「……何だ」
ルパン「おいおい、お見合いしに来てんじゃねぇんだ
話の邪魔したからってそんなに怒るなよ
……仕事だ」
五ェ門「! ……斬るのか?」
ルパン「ダーッと!!
ダメダメ!コレはつまらない物じゃねぇの!!
仕事ってのはコッチ
これらの札の絵が何なのか教えて欲しいんだわ」
五ェ門「……あい わかった」
ブスッとしながらも小さく頷く五ェ門は、そう言って祠に寄ると 目を細めながら札の一枚一枚を確認していった
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作者名:ピスピス | 作成日時:2019年5月8日 2時