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珈琲 ページ38

妃「はあ?」




コーヒーを片手に妃はあきれた表情で振り向いた





妃「お前ら、ついに脳みそ溶けたのか?」




萩原「妃ちゃん、ヒデェ」






真顔で言う妃に、萩原は苦笑しながら言うと
その横の松田が納得できないと言った顔で口を開いた





松田「……なら、何をコソコソ俺達の事聞いてたんだよ?」





妃「別にコソコソなんかしてないさ
現にAには口止めもしなかったろ?

そもそも、あの子もガキじゃないんだから 好きな相手は自分で決めるさ」





景光「教官はAが決めた相手なら誰でも良いんですか?」





妃「第一関門があの子が認めたってだけ

第二からは当然、アタシのチェックを越えてもらわなきゃ認めないね」







堂々と言い放ち、満足気にコーヒーを一口飲む妃





松田「 シスコン 」




妃「あん? 何か言ったか?」




松田「……別に」






険悪なムードになりかけた空気を景光と萩原が急いで和ませる

落ち着いた妃は、エヘンと咳払いを一度すると再びコーヒーを一口飲んで話を続けた






妃「ま、教えても良いか


一応お前らの教官だからね、卒業して配属させるにあたってお前らの適性とかをまとめてたって訳」





松田「なんだ」




妃「なんだとは、なんだ」







再び着火しそうな勢いな妃を、景光が「まあまあ」と宥める







妃「わかったらさっさと出ていきな」






萩原「ちぇー」


松田「つまんね」


景光「失礼しましたー」


伊達「失礼します」







「あ、お前は残って」と言われ、降谷はしぶしぶその場に留まる






ガラガラと扉が閉まり、最後のピシャリという音で部屋が静寂に包まれると
妃は残ったコーヒーをグイッと一気に飲みあげた

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和美/美香 - ピスピスさん» 本当ですか!私絶対買います!その時名前教えて下さいね!続編楽しみです! ひ、ひーくん!研君早く! (2019年8月18日 13時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
ピスピス(プロフ) - 和美/美香さん» 和美/美香様☆ 本当に勇気を出して小説作ってみてよかったと思います!景光「ん?いいぜ。ほら (手)」萩原「あ!!ずりぃ、俺も行く」 (2019年8月18日 12時) (レス) id: f40ecb7ebb (このIDを非表示/違反報告)
和美/美香 - ピスピスさん» ありがとうございます、私も同じです! え!?!え、そんな(泣)研君、零君、そんな事言わないで。陣君所に行きたいからひーくん一緒に来て。陣君心配だからお願いします。 (2019年8月15日 20時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
ピスピス(プロフ) - 和美/美香さん» 和美/美香様☆ 更新もコメントを読む楽しさから頑張れます!降谷「松田は置いてきた」萩原「墓地に?」景光「こ〜ら、和美/美香さんがまた心配するだろ?」降谷「道場に」萩原「ほら、やっぱり」景光「……ハハッ(苦笑」 (2019年8月15日 16時) (レス) id: f40ecb7ebb (このIDを非表示/違反報告)
和美/美香 - ピスピスさん» 良かった、私も嬉しいです。いえいえどういたしまして♪ どういたしまして研君。うん!零君!陣君いない。え!研君それはダメだよ。零君、陣君は何処?(泣) (2019年8月12日 7時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴすぴす | 作成日時:2019年7月2日 2時

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