36話 初めてぶつけた ページ40
A「た、ただいまで…す」
まだ『ただいま』という言葉は言い慣れてないらしく、どぎまぎしてる
フ「Aお帰りなさい」
フーゴさんは笑顔でそう言ってくれた
こんなに優しい笑顔が向けられるのが私でいいのでしょうか…
取り敢えず荷物を自室に置き、リビングへと降りた
A「あ、ブチャラティさん、何か手伝いますよ!」
ブ「あぁ、すまない、ではこれをテーブルへ運んでくれないか?」
A「分かりました!」
ブチャラティさんから美味しそうなご飯が乗ったお皿をテーブルへ運んだ
そこにはお腹を空かしてよだれを垂らしているナランチャさんと、
何時もの無表情で音楽を聴くアバッキオさんがいた
アバッキオさんは何時もクールだなぁ…
A「そうだ!!!」
私は突然思い付いた
A「あ、アバッキオさん…!」
アバッキオさんの能力はチラッとだけ聞いた事がある
リプレイする能力!
『ムーディー・ブルース』
私は本当にポーヴェロの父親がやったか見たわけじゃないから半信半疑だ、
だから
アバッキオさんの能力を使えば一気に真実へと進歩出来るはず!
ア「…」
ヘッドホンをしているせいか、私の呼び掛けが聞こえたのはナランチャさんだけ
A「ぐぬぬ…仕方がない…」
私は思いきってアバッキオさんのヘッドホンを外した
ア「!?」
びっくりしたようすのアバッキオさん
A「私は、あ、貴方に、お願いがあります!!」
ア「俺はブチャラティの指示以外は聞かねぇよ」
そ、そんな…
あ、諦めるものか!!
A「今回皆さんには言ってませんが、ある事件に関わっています!私一人ではどうしようもなく解決できそうにありません!ですが問題を解決しないままで絶対にいたくないんです!!」
アバッキオさんやナランチャさんも台所にいたブチャラティさん達も皆驚いている
A「私は貴方の力が必要なんです!お願いします!」
私は勇気を振り絞って相手に気持ちが伝わるようにアバッキオさんの目をしっかり見た
これが初めてぶつけた私の主張
ア「こ、今回は協力してやる」
A「本当ですか!?やったー!」
ブ「此処に来てから大きく変わったなA…(微笑」
ナ「す、すっげぇ…あのアバッキオがブチャラティ以外の言う事を聞いただと…」
フ「Aの目は勇ましくなっている」
ジ「黄金のような覚悟を持った目に」
92人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ニュー茶助(プロフ) - 雷獄丸さん» うわぁぁあありがとうございます!!!うれしすぎるー!!頑張りますね!! (2019年5月6日 0時) (レス) id: 0f05be940d (このIDを非表示/違反報告)
雷獄丸(プロフ) - ぬああああああああ!良いところで…!更新頑張って下さい!滅茶苦茶期待して待ってます! (2019年4月19日 1時) (レス) id: c071576eae (このIDを非表示/違反報告)
ニュー茶助(プロフ) - レオさん» うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉお (2019年1月26日 22時) (レス) id: 0f05be940d (このIDを非表示/違反報告)
レオ - ジョルノぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉお (2019年1月22日 17時) (レス) id: 142bd89f3a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ニュー茶助 | 作成日時:2019年1月5日 0時