私が信用出来る人【花宮真】

三十七話目 ページ48

貴方side

……誰と会わせる気なんでしょうか？

メールを開いてから決めたようですけど

朝食後〜

部屋にみんなが集まりました……、

花「そろそろか…」

？？ コンコンッ


誰でしょう？ 誰か来たようです。

花「入っていいぞ」

？？「…お邪魔します？」


！？ 入ってきたのは


貴『…小金井君に、水戸部君ではないですか。真どういうことですか？』


………何のようでしょうか？


小「…あの、風宮さんその…」

貴『なんですか？』


バッ

小「ごめんなさい！！ 俺達が悪かったんだ！」

いきなり２人に土下座されました。

貴『…は？ どうしたんですか…』

小「俺達実は知ってて…きいてたんだ。なのに…」

貴『なにもしなかったと？』

水「………」m(__)m

小「…うん」m(__)m

…………全く

貴『取り合えず顔を上げてください。人と話すときは目を見てはなしなさい』

小「許してとは言わないから…あの、友達…にはなってくれませんか？ 何でもするから」

水「………」こくこくっ


全く…しょうがないですね

貴『………なら、目を閉じて歯を食いしばりなさい』


小「うん」(＞_＜)

水「……」(＞_＜)


バシッ

小「…いっ？？」

水「…………？？」

私はデコピンをしました。

小「あの、風宮さん？」

貴『あなた達には…怒ってませんよ』

小「でっでも…」

貴『わかってますよ。……怖いですよね、私を庇ったら自分たちがどうなるかなんてわかりきってましたよね…だけど、あなた達は、何もしなかったでしょう？ それは悪いことではありません。そりゃあ、周りに乗せられて同じ様なことをしたら話は別ですが、乗せられずに寧ろやめといた方がと言葉を投げかけていたではないですか』

小「…それは、でも」

貴『…始めから気付いていましたよ』

小「……え？」

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