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緋山ｓｉｄｅ
フェローの名取と宮本親子への説明、話し合いをするため集まっている。
エコー写真を望海ちゃんに渡すと愛おしそうにその写真を見ている。
望「産むよ」
勉「まだ分からないのか。お前みたいに馬鹿で未熟な人間が子供を育てられるわけがないって言ってるんだ！」
望「はぁ！？できるし、あんたにできたんだから」
そう望海ちゃんが言うと勉さんが思いっきりビンタをかます。
望「いった、何すんのよ」
名「妊婦さんですから」
名取が間に入り喧嘩を止める。
望「まじむかつく。言うこと聞かせたいだけじゃん」
勉「うるさい！！」
緋「すみません、意地の張り合いはやめませんか」
そういうと二人とも落ち着く。
緋「今は冷静に、望海さんの妊娠と向き合って、これからのことをきちんと話し合うべきです」
勉さんはそうですねと呟き椅子に再び腰を下ろす。
勉「相手の男とはどうなってる。結婚するのか」
望「あたしが、好きだっただけだし」
勉「ほんとに馬鹿だなぁ。……望海、お前一人で子供を育てるってどういうことかほんとうに分かっているのか。誰も変わりがいないんだぞ。当然、赤ん坊の時は一時も目が離せない。保育園に預けられるようになったって夜遅くに帰るわけにもいかないわけだからできる仕事も限られる」
勉「誘われても、断ってばっかになるから友達もいなくなる。趣味なんてやる余裕も金もない。それでいつのまにか時間が過ぎていて気付いたら１７年たっているんだ。考えてみろ、同級生が洋服だの合コンだって楽しんでいるときに毎日おむつ変えたり、熱だ下痢だ、予防接種だって病院に行くことになるんだぞ。お前まだ１７歳だろ、１７歳は１７歳にしか出来ないことをしろ。いいんだよ、フラフラして好きな奴と恋愛したっていいんだ」
望海ちゃんはずっと黙って聞いている。だけどその表情はどこか不安げで…
望「…お父さんは後悔してるの？」
勉「…いや、後悔したことは一度もない。お前といて、ずっと幸せだったよ」
望「お父さん、私やっぱり産みたい」
そう強くいう望海ちゃんに勉さんも嬉しそうに涙ぐむ。
子供の成長って素晴らしいものだな。
望「ねぇ、このお尻可愛くない？」
名「それ頭だから」
望「えっうそ」
名取が車いすを押して望海ちゃんを病室まで送り届ける。
勉「よろしくお願いします」
緋「分かりました」
頭を下げられ私も全力を尽くそうと思う。
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山p担 - 藍が愛になってますよ〜(笑) (2018年11月5日 18時) (
レス) id: 51d439eade (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - 隆佳さん» わかりました。書くとき知らせてください (2017年9月21日 17時) (レス) id: 3f08d45607 (このIDを非表示/違反報告)
隆佳(プロフ) - Rayさん» コメントありがとうござます。この作品が完結次第作成したいと思いますのでそれまでしばらくお待ちいただければなと思います (2017年9月21日 17時) (レス) id: 6be02bc29b (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - 同棲してる話が見たいです。 (2017年9月21日 16時) (レス) id: 3f08d45607 (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - 藍沢先生と親友で医者としてライバルであり救命フェロー卒業後トロント大脳外行き脳外エースになり心外循環器のプロで優輔君の病気知ってて手助けしてて奏ちゃんに懐かれてて名取先生の兄で白石先生とフェロー時代から付き合ってて (2017年9月21日 16時) (レス) id: 3f08d45607 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：隆佳 | 作成日時：2017年9月20日 23時
