6＋1家族

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f side



f「高嗣、すごいじゃん！

めっちゃ上達してる！」



2「えへへ…」



最近は仕事が重なって、あまり高嗣が練習しているのを見れなかったからか、とても上達しているように見える。



f「ちょっと休憩しようか。

自動販売機で好きなの買ってあげる。」



2「え！じゃあサイダーがいいな〜！

でもオレンジジュースも好きだし…」



f「どっちか一本だけだよ？」



2「あー！どっちにしよう〜！」



f「じゃあ俺がオレンジジュース買うから高嗣はサイダーにする？

それで一口づつ交換しようよ」



2「いいの！？じゃあそうする！」



ｺﾞﾄﾝ とオレンジジュースとサイダーが落ちてくる。



近くの椅子に座って、ジュースを飲みながら小休憩。



2「やっぱりサイダーは最高〜！

オレンジジュースもいいけど、やっぱりサイダーが一番！」



f「俺はオレンジジュース派かな〜」



2「でもトマトジュースとオレンジジュースだったらどっちか迷うでしょ？」



f「迷わないよ〜

そのときは、どっちもって答えるから。」



2「どっちもはダメ〜」



f「どっちもですぅ〜」



2「笑」



スケボーとは無関係の話や、逆にスケボーと関係のある話をしたり。



この休憩の時間が、結構好きだったりする。



f「高嗣さ、大会とか出ないの？」



2「そりゃ出たいけど…俺の実力じゃ無理だよ。」



f「そんなことないと思うけどな〜

ほら、もっと自信を持って。」



2「俺は趣味でするくらいがちょうどいいの！」



f「でも折角練習してるんだから…」



2「確かにいい機会ではあるけど、45秒で技決めるってなると難しいよ。」



f「じゃあ45秒で技決める練習をしよう！」



2「え…、なんでそうなんの？」



f「うん、そうしよう！

それがいいや！」



2「いやでも「え？高嗣！？」」



2「誰…って、直人！？」



直「久しぶりじゃん！」



2「久しぶり…てかなんでここに居るの？」



直「お母さんにおつかい頼まれてさ〜！

高嗣は？その格好を見るに、スケボーでも始めた感じ？」



2「うん、まぁ…」



直「へ〜

いいじゃん、スケボー。」

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