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2 side
s「じゃあね、高嗣!」
2「うん!また昼休みね!」
クラスが違う俺達は、ここでお別れ。
次会うときは、大体昼休み。
ガラガラガラ…
「来たな、北山。」
「よくこれるよなー、こいつw」
ニヤニヤしながらこっちを見てくる奴らを無視して、自分の席へ行く。
2「っ…」
「どうしました、北山くん?w」
2「俺の、机…」
「俺たちがやったんだぜ。
中々いいセンスしてるだろ。」
机には、馬鹿だの、消えろだの、クラスから出ていけだの、悪口が沢山書かれていた。
とても辛いけど、こんなことでは負けないと、雑巾を濡らしに廊下へ行こうとすると、
2「わっ……!」
足を引っかけられて、転けさせられる。
「はっ、ダッセーw」
「やめろよー、かわいそうだろーw」
「いや棒読みすぎだってww」
これが、俺のクラスのいつもの光景。
誰も、助けてくれない。
皆、可愛そうとか、俺の方を見てヒソヒソ何か言ってるだけ。
先生も、俺がいじめられてること知ってるくせに、何一つ助けてくれない。
朝学校に登校してから、下校時間になるまで、俺はいつも、誰かにいじめられている。
授業中も、悪口が書かれた紙をわざわざ回してきたり、休み時間も、トイレに行ったら水かけられたり。
本当に辛い。
今日も、そんな辛い一日が始まる。
……………
やっと学校が終わった…
あとは帰るだけ…
そう思い、自分の席で一息ついていると
「おい、北山。
お前、ちょっと来い。」
クラス一のガキ大将に呼び出された。
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虹色双葉 - 七瀬みるく。さん» はじめまして!コメントありがとうございます!更新がんばります!これからもこの作品をよろしくおねがいいたします! (2020年3月10日 10時) (レス) id: 0400f06931 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬みるく。(プロフ) - はじめまして!とても面白いので更新楽しみに待ってます。これからも頑張ってください! (2020年3月10日 9時) (レス) id: aa4ebde7b1 (このIDを非表示/違反報告)
虹色双葉 - ともさん» ありがとうございます!めっちゃ励みになります!文才のない私ですが…今後とも、よろしくおねがいいたします! (2020年3月8日 9時) (レス) id: 0400f06931 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 更新楽しみに待ってます! (2020年3月7日 23時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:虹色双葉 | 作成日時:2019年12月13日 20時