確認 ページ26
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元｢花よりもオマケがいいだなんて…｣
奏｢くぅぅぅぅ〜…｣
まるで信じられないと言うかのように唖然とする側近2人に
尊人さんに負けて悔しがる奏さん。
尊人｢これ、結構手に入んないやつなんだ｣
果音｢そうなんですか？｣
それに引き替え尊人さんは、
果音さんに嬉しそうに話をしていて
果音さんもそれに応える。
光輝｢女の子って花束貰ったらもっと喜ぶんじゃないの？｣
A｢それは人によるでしょ｣
海司｢そうなの？｣
A｢気持ちがこもってたらただのオマケでも嬉しいし｣
陸｢なるほど…｣
いつものメンバーでそんな話をしていると、
奏｢僕は果音の事が大嫌いだ！｣
突然奏さんのそんな声が教室に響くと
教室はザワめき、私達は固まった。
だけどすぐ、さっきまで尊人さんと楽しそうに話してたのに
果音さんは無の表情で席を立つとそのまま出ていってしまった。
A｢果音さん！｣
慌てて追いかけると教室にいた王子達も後を追う。
教室から出ると果音さんの目の前に立ちはだかったのは
生徒会の4人。
会長｢抜けがけは困りますねぇ…｣
会長の登場によって
またこの場の空気がさらに悪化する。
会長｢成瀬果音、君に確認したい事があります｣
果音｢はい？｣
会長｢アレは本当ですか？｣
果音｢アレ？｣
会長｢“伝説の王子”の事です｣
あ〜…そう言えばこの人達をその気にさせる為に
伝説の王子と付き合うって言ってたな…。
……私と似たようなもんだけど。
そんなことを考えているうちに、
果音さんは溜息をつきながらその場を去っていった。
だけどそれに気づいて会長を筆頭に
みんながあとを追いかけていく。
これ以上果音さんが面倒なことに巻き込まれないように…
みんなに続こうとすると誰かが私の手を掴み、
そのまま壁に押し付けられてしまった為
向こうへ行くことは出来なかった。
A｢…何？｣
竜｢お前はどうなんだよ｣
A｢どうって…｣
竜｢もし伝説の王子になった奴が好きじゃなくても
付き合うのかって聞いてんだよ｣
A｢……別に私が誰と付き合おうが
竜に言われる筋合いはない｣
竜｢あ？｣
A｢そんなに私が他の人と付き合うのが嫌なら
竜がなってよ！｣
竜｢え？｣
……あれ、私何言ってんの？
竜が伝説の王子になってって…
なんか逆告白みたくなってんじゃん！
私の言葉に掴む手が緩んだ隙をついて
私は竜の元から抜け出してみんなの元へ走った。
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月歌兄弟(プロフ) - 続き楽しみにまってます!!更新無理せず頑張ってください！ (2021年7月6日 8時) (
レス) id: 608426acb5 (このIDを非表示/違反報告)
飴 - 更新楽しみに待ってました！！これからも更新頑張ってください！！ (2021年2月13日 9時) (レス) id: f127e1106e (このIDを非表示/違反報告)
れお(プロフ) - 続き見たいです！この作品大好きです！頑張ってください☆ (2021年2月4日 18時) (レス) id: edb2b83ba4 (このIDを非表示/違反報告)
gun0306hokuto(プロフ) - 毎日楽しみ(^^)です主人公ちゃんと竜が幸せになって欲しいです (2020年12月13日 22時) (レス) id: 5f5a7dd17c (このIDを非表示/違反報告)
ちゃそ(プロフ) - SHEROさん» ありがとうございます(T^T)そう言って頂けて嬉しいです！ (2020年11月28日 17時) (レス) id: 7e7c3a00d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃそ
| 作成日時：2020年11月21日 23時
