海中航路 ページ8
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海の中へ沈んでいくサニー号。
やっと見れたその光景に、目を輝かせて見入っていた。
「海面がもうあんなに遠い…！」
「絶景だ！潜水艦でもこんなにワイドな窓はつけらんねえもんなァ！」
「こ、これ本当に水入ってこねえんだよな！？心配だァ！」
「人の住む世界が遠のく感じ…！ドキドキする…！」
「ちゃ、ちゃんと地上に戻れんのか俺たち…！？
怖いわけじゃねぇけどよぉ！！」
「海はキレイだなぁ〜！！」
『あ、見てあれ！鯨！』
「魚みてると腹減ってきた」
海面から差し込む日差しが、海の流れにやられてキラキラと輝く。
感動しながらゾロと並び、海中を眺めていた。
「ヨホホ〜！！ちょっと横を見てくださいよ〜！」
ブルックの言葉に従えば、大きな樹の根があった。
「樹！！いや、根っこだ！！」
「そうだ、考えてみればシャボンディはでっけぇマングローブなんだよな」
「俺は一度見た」
「乗り間違えた船でな！！
黙ってろ！！人が感動してんのにィ！！」
『そういえばそんなこと言ってたっけ』
相変わらずの様子に嬉しくなりつつ、辺りを見渡して目に焼き付ける。
一度シャンクス兄たちの船で通った道だけど、あの時見ないでよかったと心から安心したのだ。
「あっ、魚！！掴めそうだ！」 ボフッ
「こっちにも美味そうな魚がいるな」 スラ…
「「やめんかぁ！！！」」
シャボンを刺激しそうなルフィとゾロは、ウソップとチョッパーに沈められた。
割れたら元も子もないもんね。
「ナミさん、こいつらがまたバカしでかす前に、コーティング船の注意事項なんかを…」
「そうね、サンジ君！レイリーさんにメモもらってるから…じゃあみんな！説明を…」
サンジの方に振り返るナミ。
あ、と思った瞬間、サンジは鼻血を吹き出してコーティングから出てしまった。
「「「サンジが海に飛び出たァ〜！！！」」
「不思議ね、あのシャボン。
深海でくわわる圧力に耐えながら、一方でああやって物体が突き抜けることもある」
『あとで説明があると思うけど、ある程度の衝撃なら耐えられるみたいだよ。
それよりも鼻血であんなに威力が出るなんて…、ただでさえサンジの血液型希少だから頻繁に出されると困るな』
「お前ら冷静に話してんなよ」
フランキーにそう言われながら、ルフィに引き戻されたサンジの様子を覗き見る。
あまりの輸血の多さに本気で心配になった。
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れおすけ(プロフ) - ちえさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます🥺頑張れます！！ (2022年1月24日 21時) (
レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
ちえ(プロフ) - 久しぶりにハマる面白い作品に出会えて嬉しいです♡がんばってください (2022年1月24日 18時) (レス) id: cd9fdd5161 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - きのさん» 教えてくださってありがとうございます！頑張って更新します〜！！ (2021年10月15日 21時) (レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
きの(プロフ) - ひとつ気になったのが、スリラーパークではなくてバークというところだけ。続き楽しみにしてます！ (2021年10月15日 20時) (レス) @page6 id: 0a1b5d200f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れおすけ | 作成日時：2021年10月10日 2時
