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団体戦 ページ33

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【開始1分前でーす。
ではここで歌姫先生よりありがたーい激励のお言葉をいただきます】


【はぁ!?え、えーっと……
あー、ある程度の怪我は仕方ないですが…そのォ、時々は?助け合い的なアレが…】


【時間でーす】


【っちょ、五条アンタねぇ!?】


【それでは、姉妹校交流会……スタートォ!!!】


【先輩を敬え!!!】





いつもの痴話喧嘩のような掛け声で始まった団体戦。



"イチロー!?"なんてツッコむ悠仁以外は素知らぬ表情で、標的の呪霊が放たれたであろう京都校との中間地に向かって走り出す。


先頭を走る玉犬を追いかけていると、呪霊が現れたかと思えば突然なにかを感じ取った恵から止まれと声がかかる。





ドォォオオオン!!!



「いよォーし!全員いるな!
まとめてかかってこい!!」





呪霊を巻き込みながら、木々を倒して現れたのは東堂。



でも私たちは慌てない。


こうなることを予想して、この後の動きを決めていた。





ドガッ!!

「散れ!!」





東堂の顔面に膝蹴りをいれた悠仁。



真希さんの合図で恵と真希さん、パンダ先輩と棘先輩と野薔薇の2班にわかれる。


私は単独で、術式で自身を無重力状態にして上から攻めて行くのだ。





『私たちでいち早くターゲットを見つけて、そのまま祓えば団体戦も白星で終了。
お願いね、白虎』





木の枝に立ち止まり、白虎を召喚して背に乗せてもらう。

この子の鼻があれば呪霊を探すことなんて簡単だ。





「おいA、ターゲットは二級呪霊一体だったよな?」


『うん、どうかした?』


「いや…強いのを一体感じるが、等級でいえば準一級クラスだぞ」





その言葉に眉をひそめた。



先日の打ち合わせで、楽巌寺学長がターゲットの呪霊を用意すると言っていたはず。


白虎が彼らが固まって動いていることを感知したとき、すべてのピースが埋まった気がした。





『…まさか、』





来た道を振り返る。


楽巌寺学長は悠仁を殺そうとした上層部の1人。

さっきも悠仁が生きていると知って恐ろしい表情をしていたと、五条先生が嘲笑っていた。





『悠仁を探せ!』


「承知」






来た道を戻りながら、グループチャットで一斉にこの状況を説明する。



京都校は、交流会に隠れて悠仁を殺すつもりだ。





***

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れおすけ(プロフ) - ちーさん» ありがとうございます!!!笑 また更新頑張ります!! (2021年11月10日 0時) (レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
ちー - 好きです!笑 (2021年11月9日 12時) (レス) @page38 id: ca5a92bd63 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます!オチは自分の中でも未定ですので、今後も応援してくれるとうれしいです! (2021年4月19日 14時) (レス) id: 424d22639a (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - れおすけさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年4月19日 9時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れおすけ | 作成日時:2021年4月14日 23時

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