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あれから進み続け、辿り着いたのは不穏な空気の漂う廃ビル。
……うん、明らかに
「『いますね、呪い』」
「「嘘つきーーーーー！！！！」」
六本木ですらねぇ！！
と先生に大ブーイングを浴びせる虎杖と野薔薇。
「地方民を弄びやがって！！」
『野薔薇落ち着いて、今度買い物でも行こ？』
「絶対よ！！約束！」
『もちろん！TDLだって行き放題だし！』
「Aサイコー！！」
女同士意気投合したのち、五条先生がここの呪いについて説明する。
この近くに大きな霊園があり、廃ビルとのダブルパンチで呪いが発生したとか。
「やっぱ墓とかって出やすいの？」
「墓地そのものじゃなくて、墓地＝怖いっていう人間の心の問題なんだよ」
『学校とかも同じ理由ね』
「ちょっと待って、コイツそんなことも知らないの？」
野薔薇のそんな疑問に答えると、顔を歪めて拒絶反応をみせる。
「飲み込んだァ！？特級呪物をォ！？
きっしょ！！衛生観念キモすぎ！！無理無理無理！！」
「なんだと！？」
「それは同感」
『流石に飲み込みはしない』
…とおふざけはここまでにして、今回は野薔薇と悠仁の2人で祓うようにとのことだった。
虎杖は宿儺の器とは言え、呪力を使えるわけではない。
先生が渡した呪具・屠坐魔で呪いを祓えと、そして宿儺は出してはいけないと言って、2人をビルに送り出した。
『っていうか、あの呪具真希さんのじゃない？』
「んー？まあ貰ったから大丈夫！それよりほら、2人は病み上がりなんだから見学」
虎杖は監視対象だったはずだけど、ついて行かなくていいのかな。
同じことを思った恵が先生に質問したが、今回試されているのはどちらかと言えば野薔薇だと言う。
「悠仁はさ、頭イカれてんだよね。
異形とはいえ生き物の形をした呪いを、自分を殺しにかかるものを一切の躊躇なく
君らみたいに昔から呪いに触れてきたわけじゃない、最近まで普通の高校生活を送っていた男の子がだ。
才能があってもこの嫌悪と恐怖に打ち勝てず挫折した呪術師を、Aも恵も見たことあるでしょ」
今日は、彼女のイカれっぷりを確かめたいのさ。
「でも釘崎は経験者なんですよね、今更なんじゃ…」
『……いや、それは地元での話』
「そ、呪いは人の心から生まれる。人口に比例して呪いも多く強くなるでしょ」
______地方と東京じゃ 呪いのレベルが違う。
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れおすけ(プロフ) - ちーさん» ありがとうございます！！！笑 また更新頑張ります！！ (2021年11月10日 0時) (
レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
ちー - 好きです！笑 (2021年11月9日 12時) (レス) @page38 id: ca5a92bd63 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます！オチは自分の中でも未定ですので、今後も応援してくれるとうれしいです！ (2021年4月19日 14時) (レス) id: 424d22639a (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - れおすけさん初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年4月19日 9時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れおすけ | 作成日時：2021年4月14日 23時
