3 ※訂正あり ページ5
…
「……」
「……」
小学生までの私は、景光くん以外
なんも興味ねぇから降谷零とか知らんし程度の
ごく普通の人間だったのだ。ごく普通の。
だが、彼は景光くんとあまりに親しくなりすぎた。
「ヒロと帰れなくて悪かったな」
「本当に悪いと思ってるなら
一緒に帰りたくないので
今すぐ寄り道して貰いたいな。ほら丁度…
降谷の大好きな交番が見えてきましたよ」
「…そんなにヒロがいいなら
残ってやればよかっただろ」
「帰れって言われたんだから
帰るしかないんだよ。そんな事もわからないのに
よくここまで生きてこれたね！！」
景光くんがいない時。そしてクラスメイト及び
自分を知る家族以外の人達がいない時。
即ち降谷零と二人っきりになった状態。
景光くんの前では仲良しごっこを続けているが
普段の私達は大体こんな感じだ。
"これ"のきっかけとなったのは、
小学6年生の時だった。
『景光くん、一緒に帰らない？』
『あ〜…ごめんA！今日はゼロと帰るから…』
えええええ！！！？と内心驚愕しつつも
「分かった…じゃあね」と落ち込んだフリをして
隣で欠伸を零す降谷零を睨んだ。
これが一週間続いた。
理由は教えてもらえなかったものの
何故か一週間立った後に
「A〜！帰ろーぜ！！」と
テンション高めで笑いかけてきた。
「…なぁA、俺達将来…
警察官になる事にしたんだぜ！」
「えっ！？そ、そうなんだ…」
「な！！ゼロ〜！」
なんか勝手に仲間外れてない…！？と
降谷に腕を回す景光くんにぎこちなく微笑んだ。
おいどけ、そこは私のエリアだ。
と、私が懸命に口角を上げてる最中。
「＿＿＿＿＿へったくそな笑顔」
景光くんは1人で騒いでいて、
その声に気付かなかった。
ば、と彼の方へ顔を向ければ
降谷がヒロの隣まで行き一緒に歩いていた。
ちらり、と少し横目でコチラを見た後。
『ぶ り っ こ』と口パクを残して
さっさと歩いていってしまった。
＿＿＿彼は
私が景光くんのことが好きな事も、
景光くんの親友である降谷自身のことを
気に食わないと思っている事も、
マドンナと呼ばれるがため
作りマドンナを常に演じていたことまで。
全て分かっていたのだ。
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てな(プロフ) - amroさん» ありがとうございます…頑張って治したいです(；ω；) (2018年7月27日 8時) (
レス) id: 46f0755694 (このIDを非表示/違反報告)
てな(プロフ) - ゆずさん» ありがとうございます…(´；ω；｀)早く治したいです… (2018年7月27日 8時) (レス) id: 46f0755694 (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - てな様 お風邪大丈夫ですか！？ 無理せずゆっくり治して下され。お大事に。 (2018年7月27日 0時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 大丈夫ですか？！風邪お大事に(´･_･`) (2018年7月26日 22時) (レス) id: ba18e17bc2 (このIDを非表示/違反報告)
てな(プロフ) - amroさん» はじめまして！コメントありがとうございます〜！一生懸命考えて照橋風のヒロインちゃんが出来上がりました…降谷さんがんばれ！！って感じにしたかったのでこの関係性自分も気に入ってます(*´∀｀)応援大感謝です…！ (2018年7月25日 13時) (レス) id: 46f0755694 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てな
| 作成日時：2018年7月21日 18時
