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違和感は慣れてゆけ!…にて(参拾陸) ページ39

「・・・」





「ん?_____どうした?」






「…何か私服じゃないから落ち着かない…デス。」






「んー…そうは言っても、オレからは慣れてくれ…としか言いようがないからなァ…」





座席にて、向かいあわせで座る煉獄は首を傾げて悩み_______Aはというと、仕事着以外の服装で仕事に臨むせいか煉獄が見てきた昨日、一昨日と比較すると落ち着きがない様に見えた…イヤ、実際落ち着かずソワソワしている。





「仕事着が着たいィ…」と不満を漏らし刀の入った巾着を抱え乍Aは眉間に皺を寄せた。







そんなAの不満を聞きつつ煉獄は「そういえば…」と何かを思い出した様に話を続ける。





「そういえば…言い忘れていたのだが、この列車の調査にはオレ達以外に後三人、、、いや!正確には四人が合流する予定だ

原少女はオレや宇髄以外に面識のある隊士は居るのか?」





「面識のある隊士...あ、蝶々の髪飾りに紅い組紐が着いた羽織?を着た子と、口に竹筒咥えた女の子位でェ〜す」




「オレの記憶が正しければ蝶の髪飾りというと…多分胡蝶の継子だろうな!

竹筒を咥えた女の子というのは…竈戸少年の妹だな!





「いや、ダレダレダレ」




外を見ていた視線を煉獄に向けたAは真顔で彼に聞いた。





「ん…そう焦ることは無い!そのうち合流するだろう!気長に待とう!

すいません!弁当を十個ください!」




「弁当十個は喰いすぎです!せめて五個で我慢してェ!?」





呼び止められた販売員の女性は苦笑を零し、Aは「煉獄さん!?聞いてます?!」と声をかけるも既に代金は支払われており弁当は購入済み_______





「(どうしよう…この人と居ると滅茶苦茶疲れる)」





受け取られた弁当を開け物凄い勢いで食べ始める煉獄にやっぱり苦手意識を感じるAだった。

合流…再開…そして、初めまして…にて(参拾漆)→←その気持ちは蜘蛛の巣の様に複雑…にて(参拾伍)



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(^p^)(プロフ) - よるさん» ありがとうございます、そしてなんか…ごめんなさい。。学校頑張ってください(*- -)(*_ _)ペコリ (2019年11月6日 16時) (レス) id: 5cf0ac0d4e (このIDを非表示/違反報告)
よる - やばい、明日学校…でも、面白かったし後悔はしてないわ (2019年11月6日 2時) (レス) id: bbe87bcae1 (このIDを非表示/違反報告)
(^p^)(プロフ) - カゲプロ好きさん» ありがとうございます…今すぐ直します! (2019年10月26日 8時) (レス) id: 5cf0ac0d4e (このIDを非表示/違反報告)
カゲプロ好き(プロフ) - 善一じゃなくて善逸ですよ! (2019年10月26日 8時) (レス) id: 22dac86907 (このIDを非表示/違反報告)
(^p^)(プロフ) - アキ猫さん» 訂正完了しました、ありがとうございますm(_ _)m (2019年9月12日 8時) (レス) id: 5cf0ac0d4e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:(^p^) | 作成日時:2019年6月20日 18時

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