コネシマ ページ2
※モブ女が出しゃばります。
シッマに「えぇとこ連れてったるわ！」って言われてバーに来ました。
SMバーに。
『シッマ……ここは……？』
「SMバーや」
『いや何で？』
「前にお前『Mや』って言うたやんけ」
『いやそうやけども』
「こういうのはプロに任せるんやで。うん」
シッマに手を引かれ、渋々入る。
慣れない場でジュースを飲む。
シッマは向こうでバーのお姉さんとお喋りしてる。
「ねぇ、お姉さんってS？M？」
店員のお姉さんに話しかけられてちょっとびっくりして思わずMですと言ってしまった。
「ちょっと体験してみない？」
私を放って彼はまだ喋ってる。それなら
『お、お願いします』
縄で縛られてから吊られ、爪先が着くか着かないかになる。声をかけられてから、SMのフルコース。
正直、結構良いかもしれない……。
『あ……』
視線に気付くと、彼が見てる。
何も言葉を発さず、真顔で。
死ぬ程恥ずかしくて目を瞑る。
鞭を打つ間が空き、終わったのかと思うと、先程までとは比べ物にならない衝撃が来る。
背中が痛いを通り越して熱い。
『がっ い゛……』
「随分楽しそうやんか」
耳元で低い声がする。彼の声。
「コネさんやりすぎよぉ」
また衝撃が奔る。
さっきとは比べ物にならないくらい痛い。
お姉さんに教えられながら、シッマは散々私で楽しむ。
すると、ケロッと
「すまんな。俺ら帰るわ」
え。飽きたの？
「えっもう？まだ時間残ってるわよ？」
「いやぁ……やる事ができたでな」
私の顔を大きな手が包む。また耳元で声。
「お前、自分がどんな顔しとったか分からんやろ。俺によがってる時と同じ顔してたんやぞ」
そんな顔してたのかと、自分の顔が熱くなる。
「それにな。勘違いしとるようやけど、俺が言うたえぇとこはここ違うぞ」
『……え？』
「ここはただ俺が勉強しに来ただけや。こういうんはプロに任せた方がええからな。さっき色々教えてもろたし、……この後続きしたるわ」
『続きっていっ……あ……』
彼が先程の鞭のミミズ脹れに舌を這わせる。
痛い。けどそれよりも、
他の人が見てるかもしれないこんな場所で。
めちゃくちゃに恥ずかしい。
「今から俺ん家行くからな」
着てきた服に着替える。
今日の服は少し背中が開いているもの。ミミズ脹れがよく見えてしまう。
待っていた彼は肩に手を回すようにして、するりと上着の中に入れ、私の背中のミミズ脹れを確かめるように、愛おしそうに指を這わせた。
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みぃ - 神作品に出会ってしまった (2022年10月22日 21時) (
レス) id: a481beec96 (このIDを非表示/違反報告)
屑房(プロフ) - 大変お久しぶりです。覚えてる方いらっしゃるかな……。ほんとに久々に書きました。仕事中に降りて来たので書かねばと。本当にぼちぼち更新していきます。 (2022年9月15日 21時) (レス) id: f44d74b561 (このIDを非表示/違反報告)
猫のるなさん - shp君が推しなんで、サイコー過ぎる！ (2022年3月26日 19時) (レス) @page8 id: 928b6badfd (このIDを非表示/違反報告)
コーヒーゼリー(プロフ) - やばい、好きすぎる。どうしよう個人的にはshp君が好きですわ (2021年10月7日 20時) (レス) id: be3c778e2d (このIDを非表示/違反報告)
人間 - すみません、取り乱しました。丁寧な表現と解釈が自分にとってはど真ん中過ぎました。個人的にshpくんがかなり好きで何回も読ませて頂いております。ありがとうございます。 (2021年7月4日 20時) (レス) id: 5e6aaa864f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：屑房 | 作成日時：2019年12月15日 23時
