【ヒプマイ】乱数くんの執事くん

15話 ページ18

「あ、あの執事さんってほんとにあの執事何ですか？！」





「バカ丸出しかよ」ﾎﾞｿｯ





「あ？聞こえてんだよ三郎！」





「そうですね基本はこの様ないかにも執事っぽい服を着ていますけど普段の仕事は乱数様のお手伝いさんのような感じですよ」





「そ、そうなんすか……！」





「それより執事さん二郎なんかに構ってないで僕とゲームして遊びましょう！なんのゲームが好きですか？」





「おい今は俺と喋ってんだよ！」





「うるさい！お前は1人部屋の隅っこで漫画でも読んでろ！！」





……あー癒されんなぁモテ期きたみたいだ





「私はなんでも喜んでお付き合いしますけどゲームや漫画には生憎無知に等しいほど知識がないのですが大丈夫でしょうか？」





「それじゃあ人生ゲームとかどうですか？！おい二郎特別に今回だけは混ぜてやってもいいから廊下からとってこい！」





「な、なんで俺が取りに行かなきゃ「早く！」ﾁｯわぁったよ取りに行きゃいいんだろ取りに行きゃ！」





そしてダッシュで廊下へと走っていく二郎様





……あのめっちゃこっち見てくるね三郎様 幻太郎様を思い出したよ





「執事さん……かっこいいですね」





「んんっ？！そ、そうでございますか？」





「はい…なんかさっき会ったばっかりですけどいち兄みたいでかっこいいです」






「左様ですか、光栄でございます」





思わず頂いた紅茶(執事っぽいから)を吹き出すところだった





えぇ……何この子無自覚？天然？それとも俺の事誘ってんの？？最近の若い子は怖いわ…





「それになんか低脳なんかと違ってや、優しそうだし…あの、もし良かったら僕とともだ「おーい三郎と執事さん人生ゲーム見つかったぜ！」ﾁｯ」





おぉ…すんげぇ舌打ちだ





「うーんいち兄と飴村乱数まだ時間かかるみたいだな……そうだ ただやるだけじゃつまらないですしここは1つ罰ゲームを作りませんか？」





「「罰ゲーム？」」





「シンプルに最初に上がった人が最後の人になんでも命令出来るってやつです！どうですか？」






「えっとあまりルールはよく分かりませんが私は構いませんよ」





「じゃあ決まりですね！それじゃあはじめましょう！」





「おい俺の意見聞けよ！！！」

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