救われた ページ23
煌眼を持って生まれた
それは、人の数倍の呪力感知が可能で…四方に対応出来る
真後ろでも、どれだけ気配を消すのが上手い呪霊相手でもこの眼のおかげで迎撃可能
…でも、昔の私はこの眼が大嫌いだった
「A様、煌眼持ちだってよ」
「え、本当に？資料でしか見たこと無かったのに」
「数百年生まれてこなかったみたいだしな…」
「待て、俺ら今サボってるのバレてんじゃね…！？」
「い、行くぞ！」
ちょっと、気持ち悪いよね
どこにいても、壁があってもどこに誰がいるか分かる
……私はこの眼が大嫌いだった
感知しすぎて体を壊したりもした
本当に、邪魔でしかない忌々しい眼
『…ケホッケホッ』
…少し、散歩しようかな
でも今日…五条家が来るから出ちゃダメなんだっけ
…いや、気分転換だし…！
ちょっとなら良いよね
『……良い天気』
いつか、こんなふうに何も考えずに歩けるようになったらいいな…
ズキッ『っ』
何、この呪力量
痛い、眼が焼け切れそう
『たす、け』
五「おい、何してんだ？」
『っあなた、誰…！？』
こんな呪力知らない…！！
五「あ？…五条悟」
それが、私と彼の出会いだった
その日はそのまま倒れちゃって…世話係に見つけ出されたんだっけ
「お嬢様勝手な外出はお止め下さいとあれほど…！」
『あはは…ごめんね、これからは気をつけるね』
「私共は心配しているんですからね！」
『うん、ありがとう。…あ、1つお願いしても良い？』
「？えぇ、もちろん。何でしょう？」
『ちょっと感知が強すぎて眼が痛いから…何か封じれるものがあったら嬉しいんだけど』
「あぁ、それならメガネかなにかお持ち致しますね」
『ありがとう』
…昨日のあの子が五条悟……
殺されなかったな
むしろ、みんなが見つけやすいところに運んでくれた…？
お礼くらい言いたいなぁ
五「おい」
ビクッ『！？』
五「…昨日は、悪かった」
『え、あ…五条のっ』
五「声がデケェ」
『！ご、ごめん！…私の方こそごめんね、急に倒れたりして……気持ち悪い眼のせいで、ちょっと』
五「？オマエの眼はキレイだろ」
『ぇ』
五(？聞こえなかったのか？)「オマエの眼は、キレイだ」
『っ…！』
私は彼に、救われたんだ
「A様。婚約者様がご挨拶にいらっしゃいました」
『今行くわ』
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きゃらめる(プロフ) - プスメラさん» そうです！ありがとうございます、頑張ります (2021年3月9日 19時) (
レス) id: 07e5b9cea6 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか？続き頑張って下さい。 (2021年3月9日 18時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめる(プロフ) - 恋さん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！！頑張ります…！ (2021年3月5日 21時) (レス) id: 07e5b9cea6 (このIDを非表示/違反報告)
恋 - やばい！ストーリーが好きすぎます！！これからも応援してるので更新頑張ってくださいっっ！！ (2021年3月5日 21時) (レス) id: de35f0a021 (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめる(プロフ) - 緑の白猫さん» コメント嬉しすぎますありがとうございます！！頑張ります…！ (2021年3月2日 22時) (レス) id: 07e5b9cea6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゃらめる | 作成日時：2021年3月2日 18時
