過去……2 ページ11
Aside
次に俺が目を覚ました所は、病院だった。背中の右肩から、右脇の所まで、少し大きな傷が出来ていた。もう治らないそうだ。
でも、俺はそれ以上に大変な傷を作ってしまった。
記憶をなくしてしまったのだ。
？『ｯ!?目覚ました？今先生呼んで来るから、』
《ここは、何処だろ？あの女の人は、誰かな？》
少し経つと、バタバタと足音がした。
先生『目が覚めたかな？どこも痛いところない？』
何言ってんだろ？分からないよ。
A｢なんて言ってるんですか？｣
俺が喋ったら、先生達は、驚いていたが、さっき喋っていた先生が、ハングル語でもう1回話してくれた。
先生｢目が覚めたかな？何処も痛くない？｣
A｢はい。大丈夫です。｣
先生｢君の家族を教えてくれないかな？｣
家族？えっと誰だったっけ？分からない。
A｢分かりません。誰だったっけ？｣
お医者さんの顔が険しくなった。
だけど、すぐに顔色を戻した。
多分、俺を不安にさせないためだろう。
先生｢名前は覚えてるかな？｣
名前、名前……やっぱり出てこない。
俺は、首を横に振った。
先生｢そっか。分かった。ちょっと待っててね。｣
そう言って、お医者さんは、出て行ってしまった。
それに続いて、最初に話しかけてきた女の人も出ていった。
……一時経つと、女の人が話しかけてきた。
……お医者さんを通訳代わりにしてる←
(女性は日本語を話していますが、お医者さんが通訳をしてくれてるので、｢｣にします。)
？｢私の名前は、吉村と言います。君が、車に引かれたのを見て、救急車を呼びました。記憶が無くなちゃったんだよね。それでね、提案なんだけど、記憶が戻るまで、一緒に住みませんか？｣
A｢え？いいの？僕韓国人だから、言葉分かんないよ？｣
このときから、言葉がどれほど大切か家族から教えられていた俺は、言葉が通じない事をとても恐れていた。
不安を汲み取ったのか、吉村さんは、
吉村さん｢人とのコミュニケーションはね、ほとんどが、言葉じゃないの。顔の表情や動きで会話は出来るんだよ。……あぁまだ難しいかな？｣
優しく包み込むような笑顔で、俺の不安を取り除いてくれた。
吉村さん｢私が日本語を教えてあげる。その代わりに、君が私にハングル語を教えてくれないかな？｣
A｢もちろんです！よろしくお願いします。｣
吉村さん｢もちろん！｣
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日本語『』韓国語｢｣にします
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strawberrymilk(プロフ) - 夜空の月さん» コメントありがとうございます！そのお言葉、とっても励みになります！もっと面白い作品が作れるように、頑張ります！ (2019年7月29日 3時) (
レス) id: f8f676e261 (このIDを非表示/違反報告)
夜空の月(プロフ) - とっても面白いです！更新頑張ってください！応援してます！ (2019年7月28日 22時) (レス) id: 11bf09e691 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：strawberrymilk | 作成日時：2019年6月23日 21時
