あの日の別れ ページ2
*
『うち引っ越すことになったの』
産まれてからずっと暮らしてきた自然いっぱいの街を離れることになったのは高校3年に進級するタイミングだった
父の仕事の都合で都内に出ることになったのだ
さとみと私は親が親友同士、ご近所でそれまで兄妹みたいに育ってきた
ここに来て離れるのはちょっぴりセンチメンタルな気分にもなったけれど、まあしかたない
「ふぅん」
ふうん??
それだけ?
寂しくなるねとか、忘れないよとかないわけ?
まあケンカばっかりの私たちだったもんね
『ふん。やっとあんたの顔を見ずに済むわ』
引っ越しの日
たくさんの友人やご近所さんが見送ってくれた
だけどその中にさとみはいなかった
さとみのママが彼を探してくれたけれど、結局さよならができないまま私は街を離れた
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のんのん(プロフ) - あっちゃんさん» あっちゃんさんありがとうございます!おもしろいって言ってくださって嬉しいです!がんばりますね✨ (4月6日 0時) (レス) id: 0d7ddebe6b (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん - すごい面白いです!これからも頑張って!! (4月5日 15時) (レス) @page10 id: 989a98e326 (このIDを非表示/違反報告)
のんのん(プロフ) - tukki-さん» たくさんある中からこのお話を読んでくださってありがとうございます!コメントもとてもありがたいです✨これからもよろしくお願いします! (3月17日 22時) (レス) id: 0d7ddebe6b (このIDを非表示/違反報告)
tukki- - この二人の関係どうなるんだろー 続き気になります! (3月17日 7時) (レス) @page50 id: b5bc72e00c (このIDを非表示/違反報告)
のんのん(プロフ) - なつさん» すみません、誤字があったので書き直します💦なつさん、いつもありがとうございます!喜んでいただけて嬉しいです。がんばりますね! (3月16日 0時) (レス) id: 0d7ddebe6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のんのん | 作成日時:2024年2月28日 1時