最終話 ページ50
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「わたし席とっとくね！食券よろしく」
『おけー』
ランチタイム
真優衣と学食でお昼を食べようと発券機に並ぶ
なに食べよ
「Aちゃ〜ん」
『黄瀬先生だ』
「ん？なに食べる？パスタ？」
『カレーですけど』
「おけ。カレーっと。真優衣ちゃんは？」
先生は慣れた手つきで券を購入していく
『お金…』
「いらない」
そして耳元で囁く
「好きな子にご馳走できるの幸せ♡」
『……』
「なんでだまるの？！w」
「お！るぅちゃん。一緒に食べる？」
真優衣が先生を誘う
「いいの？」
「もちろん！親友の彼氏だもん(ｺｿｯ)」
『彼氏じゃない』
「……。」
そんなシュンとした顔するのずるいw
＊
“怖いです”
“どうしたら信じてもらえますか”
“わたしが卒業してもまだ好きでいてくれたら考えます”
“……わかりました。卒業したら迎えに行きます”
＊
そりゃすぐにでもお付き合いしたい。
でも傷つくのが怖い、私は臆病者だ
「るぅちゃんのクラスは落ちついた？」
「まあまあまあ、可愛いよ。
でもAちゃんと学校であんまり話せなくなってつまんない」
教師がそんなこと言っていいんですかw
「この前の体育んとき上からAのこと見てたよね」
「み、みてませんっ」
笑
高校最後の年。
黄瀬先生は新入生の担任になり、私の担任ではなくなった
「学年主任、がんばれ」
「ふぁ〜い」
頼りなっw
「私お茶買ってくる」
真優衣が席を立って、先生とふたりきり。
「ねぇA？」
『…なんですか』
「今日も好き」囁く先生
『や、やめてくださいっ。誰かに見られたら困る！』
「いいじゃないですか」
いやいいわけない！
「…さとみくんに誘われたりしてないですか」
なんと桃瀬先生が私のクラスの担任になり、まあ毎日が面倒なこと！
『してないです』
ちょっかいかけられまくりですが。
「心配なんだよなー。さとみくんかっこいいし」
『まあ確かに』
「へ？！！！」
笑
慌てる先生見るのも悪くない
「ね？放課後音楽室きませんか？」
音楽準備室は先生との思い出がいっぱい詰まった場所…でも、うーん
『行きません！！卒業まで好きでいてくれたら考えます』
「はぁ。。またフラれたぁ」
『笑』
「まったく！卒業したら覚えとけよっ」
テーブルの下で私の手を握る先生は
まるで王子様。。。
先生に片想い、先生の片想いfin
終わり
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清水まりあ(苺きゅん。) - のんのんさん» めっちゃ応援してます！ふぁいとです！！ (2月26日 21時) (
レス) @page21 id: 63408e6da3 (このIDを非表示/違反報告)
のんのん(プロフ) - 清水まりあ(苺きゅん。)さん» まりあさん嬉しいコメントをありがとうございます！自分では自信無さすぎて笑ってます笑 そう言っていただけるともっと頑張って素敵な話を作ろうと思えます！読んでくださったこと、コメント、本当に感謝します (2月26日 9時) (レス) @page50 id: 0d7ddebe6b (このIDを非表示/違反報告)
清水まりあ(苺きゅん。) - のんのんさんのお話は胸がぬっちゃ切なくなる！文才がすごいです！尊敬してます！笑 (2月26日 0時) (レス) id: 63408e6da3 (このIDを非表示/違反報告)
のんのん(プロフ) - るかさん» るかさんありがとうございます✨すっごく嬉しいです😢✨好きだと言ってくださる方、読んでくださる方がいると思うと頑張れます。よかったら新作も読んでやってください😌 (12月18日 22時) (レス) id: 0d7ddebe6b (このIDを非表示/違反報告)
るか(プロフ) - お返事ありがとうございます!のんのんさんのお話ほんとに好きなので今日他の作品の続編更新されてて嬉しいかったです🥲🥲のんのんさんのペースで頑張ってください！！ (12月18日 16時) (レス) id: 43ec83d061 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のんのん
| 作成日時：2023年8月4日 10時
