先生に片想い、先生の片想い〜黄〜

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二人でやるから作業はあっという間に終了


「あっという間に終わっちゃった。ありがとう」


私はいえいえと手を振る



「ね、職員ミーティングまで時間できたからさ？」


『はい』


「いっこ質問していい？」




私はうなづいてるぅとくんからの質問を待った





「Aちゃんまだボクのこと好き？」


……。



『へ？』


質問てそれですか




「好きでいてくれてる？」



いつもの人懐っこい笑顔がない、真剣なるぅとくん



わたしは『好きですけど…』って答えた




「ですけど何か？って思ってる？」



まあ、そんなところです


そりゃそうでしょ？


「最近言ってくれないから」


まあね。最近心が乱れることがあったし、悔しいから“好き”を封印してたから




「好きって言ってくれるAちゃんにひとつお願いしてもいいかな？」



『おねがい？』




私の頬に手を置いた




「キスさせてよ」



キ、、、、


え？



『え？えっ？！先生は私のこと好きじゃないのに？』



「Aちゃんは特別だよ」



特別なんて言葉いらない



「特別ってだけじゃだめかな」


だめでしょ？


ダメに決まってる

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