14 ページ34
『みるく〜ん。おやつ食べる？』
今日はるぅちゃんちにお邪魔してます
るぅちゃんが配信しているから
私はみるくんのおせわ。
少し遊んだら疲れたのか
お膝の上で寝ちゃった
るぅとくん今日は何を話してるんだろう
配信部屋から微かにアコギの音が聞こえるから
弾き語り？
私はスマホを手に取った
あ。。
アネモネの弾き語りしてる
リスナーさんからのリクエストみたいだ
しばらく聞き入る
綺麗な声にアネモネの優しい歌詞がぴったり。
私が歌うよりるぅとくんが歌った方がよかったんじゃないw
ーーーーーーーーー
そろそろ2時間くらいになるかな。
でも、るぅとくんは放送が大好きだから
後ろがいないこんな日は延長するよね
“じゃあね〜おつぷり〜またねー”
あや？
る「A〜」
るぅとくん、勢いよく部屋から出てきたから
お膝にいたみるくんが驚いてどこかへ行ってしまった
る「A会いたかった！」
いやいや、離れていたのは2時間くらいだよ？？
るぅちゃんは
くぅ〜！！
と、大きな伸びをして私の足に顔を埋める
さっきまでボクの場所だったのに…と言っているような顔でこちらを見上げるみるくん。
諦めて足元で寝てしまった
『るぅとくん今日は放送の終わり早くない？』
る「ボク駄目だめだった。。」
へ？
る「いけないってわかってるんだけどね」
カラダをおこしてウルウルした目で私を見る
その目に弱い私
る「怒らないで聞いてね？」
『うん。わかった』
る「今日はね、Aがいるって思ったら放送しててもずっとソワソワしちゃって。。
放送は楽しいよ。
みんなとお話しできるし
でもね、Aに会いたくて堪らなくなって…
放送早く終わらせちゃった…」
私はるぅとくんを抱き締めた
『…るぅとくんありがと。。
でもさ、大好きな放送は好きなだけやったらどうかな？
るぅちゃんの放送、私も大好き！
聞いて待ってるから。
そうじゃないと悪くて放送ある日は来られなくなっちゃうよ』
る「…やだ」
『じゃあ次からは好きなだけやるということで。』
とびきりの笑顔で頷くるぅとくん
『よし！
お腹すいてない？
今日はシチュー作ったんだ…』
キッチンに行こうとした手を掴まれる
『…るぅちゃん？』
る「今はAが欲しい」
ソファに押し倒された
る「…今日はここで…いい？」
私の返事を待たずに深いキスを落とした…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 174人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
のんのん(プロフ) - 海さん» 海さん。一番の作品と言っていただけて涙が出そうなくらい嬉しいです！本当にありがとうございました！ (2020年7月11日 0時) (
レス) id: 9119d4fa53 (このIDを非表示/違反報告)
のんのん(プロフ) - あきねこさん» あきねこさん！ありがたいお言葉をありがとうございました！そう言っていただけて感謝です。。たくさん要望があれば続編を検討してみたいと思います！ (2020年7月11日 0時) (レス) id: 9119d4fa53 (このIDを非表示/違反報告)
海(プロフ) - 完結おめでとうございます！寂しい気もしますが…絶対に二人のその後が見たい！最近読んだお話の中で一番の作品です！ (2020年7月11日 0時) (レス) id: 5916594f72 (このIDを非表示/違反報告)
あきねこ(プロフ) - 完結おめでとうございます！ 続編読んでみたいです！まだドキドキしてみたいです！ (2020年7月10日 21時) (レス) id: 449673cc14 (このIDを非表示/違反報告)
のんのん(プロフ) - 海さん» 海さん！ありがとうございます。喜んでいただけて嬉しいです、、ダラダラしてるかなと思いつつ。何度も読み返しもありがとうございます！これからもよろしくお願いします (2020年7月6日 18時) (レス) id: 9119d4fa53 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：のんのん
| 作成日時：2020年7月6日 1時
