ゲーム好きは面倒事に巻き込まれます

23話 ページ24

??「余計な事をしゃべるな当真」

『…？？？』

『(今誰が喋ったんだろ…)』

人が多すぎてか誰が喋ったのか分からなかった

『｢ ねぇ迅さんこの人達は僕らの敵なんですか？ ｣』

とりあえず通信でこの人たちが敵なのか味方なのかを確認した

迅｢「いやこの人達はボーダーの人間だよ」｣

『「て事は味方？じゃあなんでこんな警戒されてるの？」』

迅｢｢まぁまぁとりあえず黙って聞いときな｣｣

『「了解」』

とわ言ったもののつまらない話を聞いてる訳もなく頭の中はゲームの事でいっぱい。

何せボーダーに入ると決まってから特訓ばかりでゲームがろくに出来ていない。

『(この間のゲーム新作出たって言ってたな)』

『(でも早くないか？2ヶ月前に出たゲームなのに…さすが大手の会社だなぁ。)』

なんて考えていたら

??｢嵐山隊現着した｣
声のする方を見てみれば嵐山隊の3人がいた

嵐山｢忍田本部長の命により玉狛支部に加勢する！｣

と言い屋根から降りてきた


嵐山｢遅くなったな迅｣

迅｢いいタイミングだ嵐山助かるぜ｣

嵐山｢三雲くんの隊のためと聞いたからな｣
｢彼には大きな恩がある｣

迅｢木虎もメガネくんのために？｣

木虎｢命令ですから｣

『ふっ』

キリッとした顔で言う木虎に少し笑いが漏れた

木虎｢何故あなたまでここに…｣

迅｢…あー。Aにはここで戦い方を学んでもらおうと思ってな｣
｢練習より色んな人の戦い方を見た方が勉強にもなるし｣

『そうですね。ただの見学なのでお構いなく。』

『(てか最初のあー。はなに？僕の存在忘れてたでしょ。絶対忘れてた)』

ゲームをやる時間を削ってまで来たAはこの後なにかイタズラしてやろうと決心したのであった。


迅｢嵐山達がいればハッキリ言ってこっちが勝つよ｣
｢俺のサイドエフェクトがそう言ってる｣

迅｢おれだって別に本部と喧嘩がしたい訳じゃない｣
｢退いてくれると嬉しいんだけどな太刀川さん｣

太刀川｢なるほど｣
｢未来視のサイドエフェクトか。｣
｢ここまで本気のお前は久々に見るな｣

太刀川｢おもしろい｣
｢お前の予知を覆したくなった｣

その言葉と同時に皆がそれぞれいっせいに構える

『(うわーめんどくさいよこれ、絶対めんどくさい)』

迅｢やれやれそういうだろうなと思ったよ｣


この時僕は知らなかったこの後次々に起こる面倒な事を

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している


←22話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す