51話 ページ11
*Aside*
何をしたのか解説しよう。
当真さんが
当真さんがいれば、2人でボーダー基地に入って穏便に…と思っていたが、できなくなった。ハッキング中にこの件で迅さんが呼ばれているのを知ったので、迅さんを挟んで穏便に交渉できたらいいなと思ったのである。だから迅さんが来るまで変装していたのだ。
「どうもどうも。お呼びですかな？」
そうこうしているうちに遊真が来た。遊真を呼べたのもよかった。これで嘘をついているかどうかをはっきりさせられる。
「初めまして、遊真」
「…何故おれの名前を？」
「それを今から説明するから」
強く念じて、自分の能力を解除する。…解除した感覚がないのだけれど、これでいいのだろうか。
「迅さん、これで見えますか？」
「見えるようになってるよ」
これでいいらしい。本当に念じただけだった。…自分が能力を解除しているかどうか、もうちょっと分かりやすくしてほしかった気もする。
「じゃあ、もう一度言いますね。私は異世界から来ました。しかし、
「…嘘は言ってないな」
動揺が広がる。これが本当だと言われて、信じるのは難しいけど、遊真が来てもこれか。
「で、この先、迅さんでも予知できないことが発生します。今回の大規模侵攻以上のものが起きて、この地球上の人間が滅びます」
「本当だな。嘘は言っていないぞ」
遊真が断言して言ったことで少しは信じ始めただろうか。それでもまだ、説明が足りないか。
「1つ質問だ。人間が滅ぶというのは君の言う、漫画の中のこの世界が滅んでいるのか？」
「それなら迅さんは見えています。だから異変なんですよ。そもそも、この世界はその漫画の世界のパラレルワールドなんで、若干違いがありますが。漫画もまだ完結していませんので、本編でどうなるかは不明ですが」
「…訳が分からなくなってきたわい」
…いくら説明しても信用されない気がする。
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葉月(プロフ) - 青い夕日さん» コメントありがとうございます！これからも頑張りますので、よろしくお願いします。 (2020年5月8日 0時) (
レス) id: f4ed754532 (このIDを非表示/違反報告)
青い夕日 - 面白いです！更新頑張ってください！ (2020年5月7日 20時) (レス) id: e84367e7a0 (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 侑華さん» ありがとうございます！頑張って更新しますので、これからもよろしくお願いします。 (2020年4月11日 22時) (レス) id: f4ed754532 (このIDを非表示/違反報告)
侑華(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます。大変かもしれませんが更新頑張ってください！楽しみにしています。 (2020年4月11日 11時) (レス) id: 4a19e93e40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葉月 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/3f2cc79ad91/
作成日時：2020年4月4日 0時
