5話前半1 ページ22
ここからエマ目線になります！←多分前から
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エマ「地図の発行は2010年…か」
世界はどうなっている！？
雪「考えてみた結果現在地…
ーこのハウスがどこにあるのかも分かりませんよね…正確にはですが」
A「太陽が南寄りに昇って見えますから『北半球』、四季がありますから『中緯度』のどこかですね」
エマ「そんなレベル…」
外には鬼…
どこまで？どれだけ！？力が欲しい…
誰一人死なせない力…！！
レイ「カメラ、盗聴器のチェック、柵の先の確認、ロープの入手。今ところ概ね順調だろ。次はどうする？」
ママ「レイ、ノーマン、エマ、雪、Aー！」
エマ「ママの声だ！」
A(あぁ…来てしまいましたか……)
エマ･雪(ギルダとドンも！)
ドン「何？ママ」
ママ「お手伝い、頼めるかしら？」
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これで3日目…
「まずいよ」
「疑われてるってことだよね！？なにかバレて…？」
レイ「落ち着け、敵の立場で考えてみ」
エマ「敵の立場？」
雪「どの子供にも反応はありません」
A「ならまず、年長者を疑う。“当然”です。
ビビることはありません」
エマ「誰？Aにビビるなんて言葉教えたの」
ノーマン「油断は禁物だしこれまで以上に用心はすべきだけど、大丈夫。何も掴まれていない」
レイ「ボロを出すな、出せばママの思う壺だ」
エマ「………」
本当すごいな4人とも。
なんでそんなに頭回るの！？
ノーマン「行こう」
いつも…昔っからそう。そうだ、この力…“戦力”
ー「観察」、「分析」、「敵の策を読む」……
欲しい…私も…こうなりたい…追いつきたい！！
誰一人死なせないために…！！
レイ「ーにしてもウゼェな、これで3日目。
食料庫の整理、予備リネンの点検、空き部屋の片付け」
でも、とりあえず盗ったのがテーブルクロスでよかったー！！
シャツやシーツならバレてた…！
ドン「あーー遊びてぇ〜！！なんで俺らだけ！！？」
エマ(ごめん…)
ギルダ「……」
ドンに何の罰ゲーム！？なにか悪いことした？俺達！
A「しょうがないですよ、ドン。」ﾆｺｯ
雪「そうですよ！気合い入れて頑張りましょう！」
ギルダ「ドン、ちょっとこっち手貸して」
ドン「えー」
ギルダ「ほら早く！」
「「「「「……」」」」」
ノーマン「やはりあれを何とかしないと脱走は不可能だ」
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作者名：アニメ好き | 作成日時：2019年4月21日 17時
