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2話後半1 ページ11

3人「ーーー!?」
ノーマン「な、なんで知ってるの!?」
A「ボクの興味心ですよ、この先は塀があります。しかし、僕はその塀を少ししか見てません。どれぐらいの高さかも…」
エマ「ありがとう!A!いい情報になった!とりあえず、その塀を見に行こう!」

タッタッタッ

〜塀〜

エマ「!」ヒョイ
雪「どうですか?上に何かありますか?」
エマ「何も!ただこの塀幅が2〜3メートルある。
…高いね」
A「でも、見張りはいません」
ノーマン「………………静かだ。エマ、どう思う?」
エマ「硬くて丈夫、起伏どころか継ぎ目もないおまけに表面はサラサラ、普通こんなの登れっこない、―と諦めさせる塀なんだろうけど、私たちならロープ1本あれば上れると思う」
ノーマン「うん」

問題はどうやって全員を連れ出すか。
見張りはママ1人、周りに鬼の気配はない。
そんなものか?いや、考えてみれば表向きはあくまで孤児院。子供が気付くこと自体ないのが当然、―ならばこの農園は逃亡を前提には造られていない?
ともかく阻むのは硬くて高い塀1つ

A「ともかく、この塀は超えられます!!」

ロープさえあれば

雪「次はロープですね!」

無理じゃない
全員で逃げること!!

エマ「いけない!そろそろ戻らなきゃ!」

カランカラン

ママ「みんないる?」
ギルダ「あれ?2人足りない?」
エマ(間に合った…!)
A(危なかったです…)
ギルダ「いないのはナイラと…」
マルク「ママ―ッ」
ママ「マルク!何があったの?」
マルク「どうしよう!森でナイラとはぐれちゃった!!いっぱい探したけど見つからないんだ!!
もう日が暮れる…直ぐに真っ暗だよ」
ママ「……大丈夫よ」ニコッ
ママ「みんなここから動かないで、いいわね?」
マルク「ママ…」

〜数分後〜

フィル「あ、ママ!」
マルク「ナイラ!」
ママ「疲れて寝ちゃったのね。
ほら、ケガ一つないわ」
マルク「良かったぁ…、ごめん…!ごめんね、ナイラ」
ノーマン「早すぎる…ママはまるでナイラがどこにいるかわかっているみたいだった。」

そういえば昔からママは僕達を見つけるのが得意だった。どこにいても見つけてしまう。
あれは時計じゃない……

雪「発信機…僕達の体のどこかに埋められているのかもしれないですね……」

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作者名:アニメ好き | 作成日時:2019年4月21日 17時

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