塩彼女と俺

証拠 ページ46

A「…関わりもなにもないのに証拠ってなんですかね。」










今にも心が壊れてしまいそう









ごめんなさいユンギオッパ。







嘘をつくことを許して







貴方を守りたいの









A「私はSUGAさんとは何も関わりがありません。メイク担当もずっと他のグループを担当しています。なんなら、私の連絡先一覧でもご覧になりますか？」










RY「連絡先じゃなくて、会話履歴見せて下さる？カトクの」











今までのユンギオッパからの沢山のメッセージが









沢山の愛情表現が












今私の手から零れ落ちる












震える手でそっとカトクの履歴を削除した











今までの5年間の私達の記憶









A「………どうぞ」










RY「ふーん。あっさり差し出すのね」









悔しい









RY「でも、他にも証拠はあるの！！！！」









私のスマホを壁に投げつける









A「ちょっ、何して！！！！」










バラバラと頭上から降ってくる沢山の写真









RY「ねぇ、これがなんだか分かる？」











そこには、ユンギオッパのPCの写真が映し出されていた











A「なに……これ……」

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