じゅーろく ページ17
『セ、セ、セブルスのばかぁーー！もう少しで死ぬとこだったんだよ…！ヒック』
リリー「A落ち着いて…！何があったかは知らないけどみんな無事だったようだし」
『シ、シリウスでしょ？セブルスに暴れ柳のこと教えたの…！ジェームズが止めてくれたから良かったけどあとちょっと遅かったらシリウスは殺人犯になってたんだよ！ひっく、そんなんだからアズカバンに入れられちゃうんだよーー！』
リリーは私の背中をさすってくれていた。
シリウス「アズカバン？スニベリーを殺してアズカバンに入るのなら良かったかもな」
私はシリウスの右の頬を全力でつねった。
『なんでそんな事言うの…！馬鹿！』
シリウスは私より背の高いので必死に背伸びしていた。涙で潤んだ目でシリウスの目を見つめているとシリウスはつねっていない方の頬も赤くして私から目を背けた。
シリウス「わかったよ。俺が悪かった」
私がニコッと笑うとシリウスはまた顔を赤くした。
無事一件落着で私はあの事件のあとからセブルスがいないときジェームズとシリウスとたまに話すようになった。
占い学はセブルスはとっていなかったけどリリーとジェームズとシリウスはとっていたのでその時間は4人で話すことも多かった。
『ジェームズはリリーが好きなんだ〜へぇ〜』
私がニコニコしながら言うとリリーは少し顔を赤くしていたがジェームズは堂々としていた。
ジェームズ「そうさ、それなのにリリーは僕がデートに誘ってもオーケーしてくれないんだ。」
リリー「私はあなたの傲慢で自分はすごいと思ってるところが気に入らないわ。そこが治るまで私があなたとデートすることなんてないでしょうね」
ジェームズは何も気にしていないような顔でいたが少し傷ついているようにも見えた。
『でも、私はジェームズとリリーはピッタリだと思うけどなー！二人とも優秀だしなんだかんだいって優しいもん』
リリーはまた頬を赤く染めていった。
リリー「A！次そんなこと言ったら怒るからね！それだったらあなたとシリウスはどうなのよ！」
『え？シリウスと私？なんにもないけど…？』
「こら！そこ！静かになさい！」
先生がこっちに向かって鋭い目線を向けていたので全員作業に戻った。
シリウスの方をちらりと見るとシリウスも私の方を見ていて微笑みかけるとシリウスはドギマギと目を背けてしまった。
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NEKO(プロフ) - コメント失礼します。楽しく読ませて頂いているのですが、少し気になったことがありました。ブラック夫妻の名前ですが夫妻の名前が逆だと思います。妻の方がヴァルブルガ･ブラック、夫の方がオリオン･ブラックだったと思いますよ (2019年5月3日 15時) (
レス) id: 14e69bc545 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイロナ | 作成日時：2019年1月18日 11時
