じゅう ページ11
『あ、あの！セブルス！』
セブルスかこちらを向いた。
『あのね、放課後の補習付き合ってもらうことになってごめんなさい！あなたもいろいろすることがあるとおもうのに…」
セブ「…ほんとにいい迷惑だ。」
そう言うとセブルスは早歩きで私をほっていってしまった。
少しショックだった。
やっぱり迷惑だったか…。
しゅんとして大広間に行くとエマがいた。
その近くにセブルスも座っていた。
『エマ〜、朝ぶりだね！』
エマは顔を顰めて言った。
エマ「A、あなたあの穢れた血のリリーエバンスと仲良く話していたってほんと？それにスネイプとも一緒に補習だって…」
エマ「やめたほうがいいわよ。あんな穢れた血が混ざったヤツらなんかと関わるのは。」
その言葉私に火をつけた。
2人のこと何も知らないくせに！
『そんな事言わないで！！リリーだってセブルスだって二人とも純血を気取った人達よりとっても優秀で優しいわ！純血だから自分たちはえらいと思ってマグルの血が入っている人を見下すなんて…あなたたちを可哀想におもうわ！』
エマはポカンとマヌケな顔をしていた。
気がつくと大声を出していて大広間にいたほぼ全員が私を見ていた。
私は耐えられなくて大広間を走って出た。
外の空気を吸って落ち着いているとまともに戻ってきた。
なんで私大声であんなこと言っちゃたんだろう…！でも私どうしても耐えれなくて…。
少し鬱な気持ちになりながら外のベンチに座り、片手に持ってきてしまったパンを食べていた。
だれかが走ってこっちに来ている。
リリーだ。綺麗な赤毛がそこら中に舞っている。息も切れているし必死に走ってきたのだろう。
リリー「A！とっても探したんだから！」
そう言いおわる前に私はリリーに抱きしめられていた。
リリー「ありがとう、A。私のことを庇ってくれてとても嬉しかった！」
リリーは笑ってそう言うので私も笑ってしまった。
『ねえ、リリー。今日出会ったばかりのでこんな事言うの変って思うかもしれないけど私たちってとでも気が合うと思わない？』
リリー「えー、A今頃気づいたの？私は初めてしゃべった時からそう思ってたんだよ？」
『もー！リリー大好き！！』
リリー「私もよA」
リリー「もしもスリザリンで酷いことされたり言われたりしたらいつでも私のところにおいで！私はあなたの味方よ！」
授業が始まる5分前まで私たちはベンチに並んで座って話していた。
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NEKO(プロフ) - コメント失礼します。楽しく読ませて頂いているのですが、少し気になったことがありました。ブラック夫妻の名前ですが夫妻の名前が逆だと思います。妻の方がヴァルブルガ･ブラック、夫の方がオリオン･ブラックだったと思いますよ (2019年5月3日 15時) (
レス) id: 14e69bc545 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイロナ | 作成日時：2019年1月18日 11時
