アイドルの君とマネージャーの私【JH】

1 異動 ページ1

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「ということで、A、来週からよろしくね。」

















「無理です。マネージャーなんて。」
















「大丈夫だよ。ソジュン先輩がいるから。」















「余計無理ですって！！！」














「はは〜。頼むよ。2年頑張ってくれたら
　代理にしてやるよ。」
















　話の発端は1時間前。













　アイドルのイベント企画課で働き始めて3年
　やっとやりがいを初めてきたこの頃
　朝一で部長から呼び出されたのだ。












　どうやら、事務所内のアイドルseventeenのマネージャーが不足しているらしい。










　ソジュン先輩は半年前に企画部からマネージャー部に異動になった。










　マネージャー部の不足と、












　私との破局を理由に。














　「で、なんで私に言うんですか？？」
















　「お前は仕事できるし、何より忍耐強い。
　 ほら。中高大ってサッカー部のマネージャーだろ？
　 こんな適任なことあるか？？ 」














　それとこれとは話が違うんじゃないか、、、。













　「サッカーとアイドル全く違うと思うんですけど？」

















「そう言わずにさ〜。グループ内でも母って言われてるくらい面倒見のいい人と神様の次に優しいって言われてる人の担当になりそうなんだよ。どう？いい話だろ？」














「興味ありません」











マネージャーはアイドルと同じ生活をしないといけない。不規則だし、みんなすぐに辞めてしまって入れ替わりが激しいのだ。




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