検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:156 hit

1話 ページ2

「莉奈ちゃん今日も起こしてくれない?」



「あっはい」



今日は、雨も降り湿った空気、そして明日から憧れに憧れていた高校生の綾瀬 莉奈として、青春な恋をしてやる!


「陸斗ご飯だよ...起きて!」



「お〜い?」


いつもは、すぐ返事をくれるのに、まだ寝てるのか?



10分後...待っても出てこない。



さすがに腹が立って来たんだけど!



「勝手に入るからね!」



思いっきり入ると、部屋には陸斗の姿がない。



シャワーでも入ってきたのか?



でも、それにしては遅い。



そして、無駄な10分を過ごしてしまったことに気づく



「陸斗のバカ...」


そう呟いて、リビングに戻った


リビングに戻ると、やはり陸斗は、シャワーから上がった様子。



「あっ莉奈ちゃんごめんね、陸斗シャワーに入ってた
みたい」



おばさんは、私の背中を押し、無言で食べている陸斗の隣の椅子に座らせられた。



「おはよう莉奈」



ニッコリとして見つめてくる



「おっはよ」



陸斗を見るといつも思う...



私は、黒髪なのに、彼は茶髪で透き通ったキャラメル色の目をしていて、顔もととのっている。



そして、成績もよい完璧男子だ。




羨ましいことだと思う。



「莉奈ちゃん召し上がれ!」



朝食にだされたのは、パンとクリームシチュー、
私の大好物だ。



「はい!あ〜ん」



陸斗はあ〜んしてきた。



それを見たおばさんは、ニヤニヤしていた。



「大丈夫だから」



可哀想だが、私は子供じゃない。




そして、あ〜んなんてカップルがやるものだと言われ
てるからな。



食べている間に思う、おばさんには、本当にお世話になっとる。


私の親が無くなってから、この家に住まわせて貰って
から7年経っている。



そのお礼にクリスマスにプレゼントをあげる計画中



まだ、先のことだけどね...



「ご馳走様です」



皆より遅く食べ終わった


その皿をおばがすぐさま、洗い出す



「おばさん自分で洗いますよ!」


だが、おばさんはいいのよと手を振る



申し訳ない気持ちで、自分の部屋に戻ろうとした。


その時、グイッと腕を引っ張られて、陸斗の部屋に閉じこまれた。

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←プロローグ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:ヤンデレ , 恋愛 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:マロロン | 作成日時:2019年12月2日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。