70 ページ20
･
貰ったスマホを部屋に起き、試合データを見返すか、と思った時、部屋全体に警告アラームがジリリリリと鳴り響く。
何事？と立ち上がり、各棟設置している非常用ボタンが鳴った場所を探る。
ボタンが押されたのは2ndSTAGEのマッチングルーム。
監視カメラの映像を起動してタブレットでみてみれば、そこには機嫌を損ねた士道が他の選手に暴力を奮っているところだった。
またか…とAは呆れたように溜息を吐き、2つの救急箱を肩から下げ、5つの棟の医務室裏、Aの部屋が繋がっている廊下から一直線に、2ndSTAGEへと向かった。
士道「だったらもういいよ、栗割り続行！！
俺の爆発に
ガッ！！
國神「その辺にしとけよサイコ野郎」
2ndSTAGE マッチングルームで士道が痺れを切らし五十嵐に向けて踵落としをしようとした所、見ていた國神が止めに入る。
左腕を前に出し、振り下ろされた士道の右足を防いだ。
玲王「國神！！」
そしてそのまま士道は空中で身体を捻り、もう1発、國神の正面に蹴りを入れた。
バチンっ！！！
『少しは大人しくしてくださ…い！！』
國神「！！A！？」
ドゴッ！！
國神と士道の間に割って入ったAは、士道の蹴りの勢いを殺さず活かして、人がいない方へと流して投げた。
士道はお尻から着地し、ドゴッと鈍い音を立てる。
Aは慣れたように、放り投げた手をパパっと払った。
『國神さん大丈夫ですか？』
國神「A…お前こそ…間に割って入って怪我でもしたらどうすんだよ！」
『私は大丈夫ですよ。慣れてます。
他の方も大丈夫ですか？手当します、起き上がれない人は呼んでください。』
投げた士道を放ったらかしにして國神や他の怪我人と話し出すAに士道が痺れを切らした。
･
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 506人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もこ(プロフ) - 五月雨雫さん» ありがとうございます！ (7月15日 19時) (
レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
五月雨雫(プロフ) - もこさん» おけおけ頑張ってリク消費します！！ (7月15日 19時) (レス) id: 603d70d68d (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - リクエストで夢主が歌ってるのをキャラ達が見てその後夢主と、キャラで歌うとこが見たいです！恋愛曲（ワライカタ、ミライチズなど）病み系の曲（あとのまつり、偽物人間40号など）を歌ってほしいです！ (7月15日 11時) (レス) @page45 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
五月雨雫(プロフ) - 結葉さん» 結葉ちゃんありがとう〜(´▽｀) (7月14日 21時) (レス) id: 603d70d68d (このIDを非表示/違反報告)
結葉(プロフ) - この作品大好きです〜!千切と凪以外とのラキスケがみたいです!てか夢主ちゃんサラッと帝襟さんの下着暴露してて草(笑) (7月14日 19時) (レス) @page43 id: c046a985c9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：五月雨雫
| 作成日時：2023年5月4日 13時
