ちょっと変わったマネージャー【ブルーロック】

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翌日、朝、




Aは昨日と同じように各部屋からスウェットを回収してから洗濯機を回し、9時前には朝ご飯を食べることが出来た。



選手たちはトレーニングルームでのマシントレーニングから個人ウォームアップに移り始めた時間帯、やはり食堂には誰もいなかった。







が、一人、テンションの高い声で話しかけて来た人がいた。








士道「マネちゃんじゃぁぁん♡

なぁに？ご飯？1人で寂しくないの？


ねぇねぇ」




『……ﾓｸﾞﾓｸﾞ






ん。練習はどうしたんですか、士道さん。』





口に含んだご飯を飲み込んでから口を開くA。




士道はAの正面の席に座り、ご飯を食べてモグモグと口を動かしているほっぺをつつきながら｢ねぇねぇ｣と声を掛ける。





士道とは昨日、一揉めあった。




昨日の朝、スウェットの回収に行けば、士道の機嫌を損ねたチームメイトがボコられている場面。




士道は最初、Aに興味を示さなかったが、喧嘩を止める為にAが士道に背負い投げを決めた瞬間、士道は墜ちた。








身長差もかなりある、体重差もかなりあるはずにも関わらず軽々と投げ飛ばしたAに、士道は「おもしれー女♡」みたいなよくあるあれになった。








結果、今朝もスウェットの回収から洗濯まで士道のいる五号棟のみだが、ずっと引っ付いて回っている。






8時になって1度別れてトレーニングへ向かったかと思えばこれだ。







だが、Aに懐いてる割にはマネちゃんと呼ぶ。




士道曰く、「龍聖♡」って呼んでくれたら名前で呼ぶらしい。






無いだろうな。((









士道「マネちゃんマネちゃん、俺が食べさせてあげていい？

いいよね？


はいあーん♡」













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