我々、イカなり。 (ページ8)

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-ロク- ページ8

ci「…ふぁー」
眠たい。すごく眠たい。
イカフォンで時間を確認する。
集合時間ギリギリだった。
昨日は少しワクワクしててなかなか寝付けなかったのが原因だろう。
とりあえず、原因を探る前に急がんと遅刻する！
身支度は済ませてあったため直ぐに家を出た。

zm「チーノ！ギリギリやで？」
急いで家を出て走って集合場所へ。
着いた時にはもう既に全員が、集まっていた。
ci「す、すみません。ね、寝坊、しました。」
肩で息をしながらそう言う。
寝起きで走るのってしんどいんやな。
Shp「いつも通りやな」
em「まぁまぁ、遅刻しなかったんですから良いですよ」
なんて話していると
zm「はよ行くで！もうすぐで始まるから！」
とゾムさんが言ったのですぐに向かうことにした。

【ステージ・Bバスパーク】
[チーム・シュキョウ]VS[チーム・ギスメモ]
【スタート】
その合図とともに両者が動き出す。
ステージは俺らが完敗したBバスだった。
Shp「…あのスナイパー上手いな」
ショッピが呟いた言葉が気になり見てみる。
今回の試合ではスナイパーは1人。見つけるのは簡単だった。
少しの間見てると確かに上手かった。
仲間がやられそうな時は必ずと言っていほど敵を倒している。
そして、ほかのメンバーもそうだ。まるでお前ならそうするって分かっているように動いている。
ci「俺たちと全く違う」
em「…確かにそうですね」
俺たちはカバーに入るのが遅い。
それは、この試合を見て分かった。
そして、どちらのチームも強い。
余計にどちらが勝つか気になる。

【終了】