そんな事は思ってないさ ページ34
『・・・主はこんな私を見て、どう思いますか?
醜いですか?それとも穢らしいですか?』
切永の顔はどんどん暗くなっていく
悲しみと憎悪にまみれたような顔で
『さぁ、答えて下さい・・・
私を哀れんでください』
「俺は、・・・そうは思わない
お前は切永だ
他にはいないたった一振の烏切国永だ
そしてお前の主は俺だ
俺がお前を哀れんだらダメだろう?
お前ら哀れんでとくてと言っただろう
俺には"助けてくれ"と聞こえる
お前が諦めたらどうするんだ
お前は、自分の夫も弟も置いていくのか?
俺はお前がそんなことをするなら
お前を殴ってやる!
だから、そんなこと思わないでくれ・・・
頼む」
『・・・なぜ、そんな事が言えるんですか?』
「この本丸には、いろんな奴がいるんだよ
なめんなよ?(。・ω´・。)ドヤッ」
『・・・空気をぶっ壊しましたね
はぁ、少しスッキリしました
探していただきありがとうございます
これからも、よろしくお願いしますね
主?』
「おう!任せとけ!」
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作者名:伊織(元三日月) | 作成日時:2020年6月2日 21時