三条の奥方な件について (ページ25)

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愛の巣ページ25

一刻一刻と時が経つ
真夜中

『やっと着いた･･･流石は大太刀』

｢むにゃ･･･｣

『起きてくれ･･･石切丸』

冷たい風が頬を撫でる
肌寒いと言うより･･･寒いわ

灯籠に火が灯る
その中には2人の影が写る

『布団が強いてあって助かったな』

ドサッ･･･

『っ･･･石切丸？起きたのかい？』

｢･･･ねぇ、烏切･･･
やっと君が来たから私は嬉しかった

でも、他の者達と話している君を見て
妬いてしまったよ

だから、煽ったぶん自由にさせて？｣

『石切丸･･･嫉妬させたのは悪かったよ
でも、これは･･･アッ･･･ンッ』

頬を撫で下ろす
その手はどんどん下に下がっていく

｢んッハァ･･･君はいつ見ても綺麗だね｣

いつの間にか灯籠の火も消えて、
月明かりしか無かった

『ンッンン･･･ッハァいし、きりっ！』

｢可愛い私の烏･･･｣

『はぁ、はぁ、っ！ん！ん、ぅ、ふ、はっ、』

｢ん、はぁ･･･可愛いね｣

石切丸は私に深い口付けをした･･･