三条の奥方な件について (ページ21)

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和睦(時には物理) ページ21

『戦いか･･･考えた事がなかったな』

｢そうなのですか？｣

『私は、確かに実践用に作られた太刀･･･
だが、あまり戦では使われなかった

･･･役に立てないまま神社に奉納された』

｢そうですか･･･すみません｣

『いや、今は気にしていないよ
私は戦は望まないな･･･

戦が始まれば多くの民が苦しむ
そして、食料がなくなったりする

食料がなくなったり村が不運になったら
人々は生贄を出す･･･

全ては神頼みさ』

『私は、ただそれを見る事しか出来なかった』

｢私は、元は武士の刀ではありません
僧侶が護身用目的で持っていたものです

なので、このような考え方なのでしょう
戦を好むことが出来ません｣

『好きになる必要はないさ
それぞれ考え方は違うからね

もし、本当に和睦を求めるのであれば
それ相応の対価が必要になる』

｢対価･･･ですか｣

『その対価を背負うことが出来るのであれば
きっと、平和になれると私は思うよ』

｢背負う･･･少し考えてみる事にします｣

『私も改めて考えさせられたよ』

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｢全く話が分からない･･･｣

｢お小夜はわからなくても良いのですよ
私にもよく理解が出来ません｣(´・ω・｀)

｢そうゆうもの？｣

｢そうゆうものです｣

｢(和睦･･･)｣