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ハートが20個 ページ38

甘い紅茶を飲んだ。喉の奥にへばりつく砂糖の塊をもう一杯の紅茶で流し込む。香り高い…因みに値段も凄く高い、其れを流し込む為だけに使うなんて、可笑しいだろうか。

『幹部も如何です?』

常時貼り付けた笑顔(お嬢様に怖いと言われた)を幹部に向けようと振り返ると、背後に立っていた。気配を完璧に消して居るものだから全く感知する事が出来なかった。いやぁ、怖い。

「…じっとして」

服に付いていた糸くずを取ろうとしてくれているらしい、如何わしい物を見たあとだと何でも疑わしく見えてしまうもので。

「うん、とれたよ♡」

礼を云いつつ、触れられた所為で解けた異能を静かに距離をとってかけ直す。
触れられるのは別に嫌じゃない。寧ろスキンシップは過度な物でない限り好んでいる。
まぁ、そんなことはどうでもいい。

『よくお気付きになりましたね』

くすり、と笑みを洩らしカップをソーサーに戻す。白い陶器が照明を受けて、てらてらと光る。其れは妙に艶めかしくて、小さな小さな溜息が出た。

「森見くん、君に命令だ」

何時ものお道化じみた口振りは消え去り、どこか悲痛な色を含む声で云う彼を見て、悟った。

嗚呼、平和は終わった。終わってしまった。
之より始まるは戦争也。それは、彼の人の凡てを破壊し尽くす災厄になる…。

せめて、私は、私だけは、貴方にかかるその災厄から守る傘に成りませう。穴だらけになっても…貴方を…。

『なんでしょうか』

命令は何なのか、分かるような気がした。
…この人は、嘗ての……に似ているから…。

「織田作とその孤児達を守ってくれ」

…私は、人を救えるのだろうか。
ーーー
わー、謎展開…。

最小幹部生誕祭!!(公開するの忘れてた…(´;ω;`))→←回想が一つ


ラッキーカラー

あずきいろ


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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 黒の時代   
作品ジャンル:ラブコメ
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椿@低浮上(プロフ) - アイリスさん» ありますね。繊維なのでお腹を壊したりはしませんでしたが、二度と食べたいとは思いませんでした。シャボン液………ひぇ、大丈夫だったんでしょうか……、歯磨き粉は私もありますね。 (2020年10月16日 7時) (レス) id: e4b31c2906 (このIDを非表示/違反報告)
アイリス - 作者さんは紙を食べたことがあるんですね。因みに僕はティッシュとシャボン玉の液と歯磨き粉を食べたことがありますww (2020年10月4日 16時) (レス) id: e2ff213486 (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - 姫歌さん» あ、そうですね!ついつい嬉しくて…。もう此方からお邪魔しますね! (2019年5月19日 14時) (レス) id: e36d1c7298 (このIDを非表示/違反報告)
姫歌(プロフ) - 椿さん» 何度かコメントくださいましたよね。…これ以上はコメント欄のチャットになってしまうので、宜しければボードにお邪魔しても宜しいでしょうか? (2019年5月19日 11時) (レス) id: d8a4d97043 (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - 姫歌さん» でも殆どタイトル詐欺なんですよね(笑)姫歌さんの作品本当に大好きです…!だざにぃ好きです! (2019年5月19日 11時) (レス) id: e36d1c7298 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:椿 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/3d9bdea2451/  
作成日時:2019年3月27日 20時

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