情報提供14回目(あっすん) ページ16
ちょっとお休み回に入りまする(´∀`*)
ーー
「ねぇねぇA！次はあれ食べよ！あれ！杏仁豆腐！タピオカが乗ってて美味しいって前にネットで見たよ！」
「そうなんだ。じゃあ食べようか」
楽しそうにはしゃぐローワンに苦笑しつつ手を引かれて目当てのお店で杏仁豆腐を買う。
因みにローワンは七、八歳位の少年に今は大きさを変えている。
まぁ、それでも中身は無邪気で可愛いのだけど。
パクパクと美味しそうに杏仁豆腐とタピオカを一緒に食べてへにゃりとローワンが顔を緩める。
「柔らかい杏仁豆腐の中にタピオカのもちもち触感が堪らないよぉ…それに苺のジャムが甘酸っぱくてとっても合って美味しい……」
「へぇ、それは美味しそうだね！僕も自分の分を食べようっと」
ローワンが本当に美味しそうに食べるものだから僕も食欲がそそられて杏仁豆腐とタピオカを口に入れる。
おぉ！本当に柔らかい杏仁豆腐ともちもちのタピオカが相性いいなぁ！ジャムも丁度いいしこれは美味しいね。
僕は目をキラキラさせながらも食べ続けるローワンに微笑んで言う。
「また来れる時があったら絶対に此処に来ようかローワン」
「うん！あ！次は小籠包食べよ！前に食べた美味しいお店がいい！」
そう無邪気にきゃっきゃっとはしゃぎ続けるローワンの頭を撫でる。
うん、やっぱりローワンは笑顔が一番だね。
今回の依頼で悲しませてしまったから喜ばせてあげられてよかった。
僕は食べ終えたカップをゴミ箱に捨てた後ローワンとはぐれないように手を繋いで立ち上がった。
「さ、行こっか」
「うん！あ！見てみて！あれとっても美味しそう！」
せっかく小籠包のお店に行こうとした瞬間違う店の商品に目移りしたローワンに流石に苦笑した。
ローワンが指差した方を見ると可愛いパンダの形をした餡まんが売っていた。
そして、その前には武装探偵社の谷崎兄妹が楽しそうに話していた。
う〜ん。これは不味いなぁ…あんまり顔が見えてる状態で探偵社とかの『お客』には会いたく無いんだよねぇ…
ーーー
はい！後は宜しく頼んだ！←面倒事は他人に投げるスタイル
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