怪演女優 Thirty Six (ページ43)

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田中「あ、なるほどね、そういう事か。」

『そう、……ぶっちゃけね、ちょっと怖かった。笑』

田中「嘘！？ごめん！？」

『いやいやいや、全然大丈夫なんだけど。笑』

田中「え、それが第一印象？」

『そう。で、今の印象はね……。本当に月並みな表現になっちゃうんだけどね、優しい人なんだなって思ってます。』

田中「え、そう？」

『うん。なんか……最初の怖い印象とは違って、凄く気配りのできる優しい人なんだなって思って。個人的にすっごい恥ずかしいけど嬉しいのが、さっきも樹くんの話で話題に出てたんだけど、「可愛い」って凄い言ってくれるんだよね。』

田中「うん、言うね。」

『あの、誇張とかじゃなくて、会う度に「Aちゃん今日もかわいいね。」みたいに、私に対して可愛いを連呼してくれるんです。本当に……なんて言うのかな、びっくりするくらいお姫様というか……女の子扱いしてくれるんですよね。』

田中「うん。」

『それがね、すっごく恥ずかしいし擽ったいけど、すっごく嬉しくって。なんか……綺麗な女性でいるモチベを上げてくれるって言うか。樹くん本人は多分そんな事気にしてないと思うんだけど、なんか本当……優しいし嬉しいなって思ってる。』

田中「あー、うん、あの……まじで無意識でやってる。」

『あ、そうなんだ。』

田中「うん、多分ね、女の子扱いをしてるに関しては、なんでしてるかって、本能的にしてるんだと思うんだ。」

『本能的？笑』

田中「そう、まじで本能の問題。好きな子には俺の事好きになってもらいたいじゃん？だから多分だけど、本人が恥ずかしくなるくらいの女の子扱いをしてるんじゃないかな。」

『……そっか、うん、……やっぱ本能的に優しいんだね。』

田中「やめてよ、恥ずかしいじゃん。笑」

『ほんとね、誤解されやすいキャラと見た目だから誤解されないようにとりあえず皆様に言っておくけど、樹くんほんっっとうに優しいんですよ。』

田中「ねえ、やめて？笑」

『なんか本当に、樹くんが演じてた尉の滲み出る優しさは、樹くんの本質の部分だったんだなぁって思ってる。』

田中「ねえ！！キャラ崩壊するから！！笑」

『えへへ、えー？だめ？笑』

田中「いやだ！笑」

『えぇ、なんでよ。笑』

田中「俺もっとオラオラ系なの！！笑」

『いやもう本当はオラオラ系じゃないの分かってるよ。』

田中「え、嘘、手遅れ？」

『うん。』

田中「うわぁ、終わった。笑」

『あははははははは、笑』