第４話！ ページ6
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結局、あの後猛くんは来なくて、最終的に電車で家まで帰ってくる事になった。
そして帰ってきてからもう2時間。
猛くんが帰ってくる気がしない。
事故に遭ってるのではないか。何かに巻き込まれてるのではないか。と心配になる。
智司「相良、遅ぇな。」
『大丈夫ですかね...。』
智司「まぁ、平気だろ。あいつはトラブルを作る側だからな。多分平気だよ。」
『それ絶対平気じゃないです。』
流石に智司さんも冗談だったとは思うのだが、心配性の私は余計に心配になってしまった。
猛くん、迎えに行った方がいいのか...。
いや、あっちはバイクなんだから電車で行って行き違ったりしたら厄介事が増える。
こんな事になるなら、バイクの免許や車の免許を、教員免許の前に取得しておくんだった。
智司「そんなソワソワしなくたって平気だ。アイツももう子供じゃねぇんだからよ。」
『いや、だって、事故に巻き込まれてる可能性だってあるじゃないですか...。』
智司「事故に巻き込まれてたら、病院か警察から連絡が来るだろ。来たか？連絡。」
『...来てません。』
智司「だろ。そんな心配する事でもねぇよ。」
智司さんは恋人がいないから、恋人がいつまでも帰ってこない時の心境が分からないんだ。
そう言おうとしたけど、言ったら智司さんに結構な力でぶん殴られそうなので黙っておこう。
壁に掛けてある時計を見るけど、さっき見た時から針はほとんど動いていなかった。
私も心配し過ぎなのだろうか。
智司「ったく...あいつが今日の夕飯も肉がいいって言うから作っといたのによ...。」
『あぁ...そういえば私にも言ってました。肉が食いてぇな。って何度も何度も。』
智司「あいつ...どこほっつき歩いてんだ。」
『...智司さんもなんだかんだ言って、意外と心配してるんじゃないですか。』
あんな事を言っていた智司さんもさっきから、しきりに時計の方を確認している。
やっぱり心配なんだ。
そう思っていると、もう古くなってしまった玄関のドアががらがらっと開いた。
その瞬間、智司さんは玄関の方に走り、猛くんに向かって大きめの声でこう言った。
智司「おい、相良。どこほっつき歩いて...」
智司さんの声が途切れたので、別のお客さんかと思い、玄関の方に行き覗くと...
『...えっ！？』
怪我やら何やらでボロボロの猛くんと、同じくボロボロで気まずそうにこちらを見る真壁くんがいた。
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人でなし好き(プロフ) - 今日から俺はが凄く好きで、ドラマをやっていたころは占ツクを知りませんでしたが、この作品と出会えて、もっと好きになりました。最終更新日が3年前なので、更新はすぐに来ないとわかっていますが、ゆっくりでいいですので、続き楽しみにしております。 (11月14日 16時) (
レス) id: 7b8c559267 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきだるま - 続き書いてくれてありがとうございました。これからもよろしくお願いします!!応援してます (2020年8月13日 8時) (レス) id: 85de5ccc45 (このIDを非表示/違反報告)
eruruka(プロフ) - 面白すぎて一気読みしちゃいました！！！ゆっくりの更新でもいつまでも待ってます！！ (2020年8月3日 4時) (レス) id: 13080b423a (このIDを非表示/違反報告)
梅?(プロフ) - 更新してくださったの嬉しすぎて涙出ました！！！この作品大好きで、何度も好きな話を読み返したりしてずっとお待ちしてました！！！ありがとうございますorz (2020年7月31日 1時) (レス) id: 2912baf146 (このIDを非表示/違反報告)
メア(プロフ) - ﾝﾝﾝ待ってましたありがとうございますゥ…この話とても大好きです！急いで更新する必要ないと思います、頑張ってください！ (2020年7月24日 23時) (レス) id: 36a2a79fdd (このIDを非表示/違反報告)
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