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間宮「…………。」
『おっ、……一服?』
間宮「煙草切れたから買いに行くだけ。……、なんだその服。」
『チシャちゃんに貸してもらった。……可愛い?』
間宮「……なんか、らしくねぇな。」
『だって普段ドレスアップしないもん。……前だってしてなかったでしょ。』
間宮「……、まぁいいんじゃね。」
『ふふ、何その反応。ちょっとは喜んだフリしてよ。』
間宮「……。」
『なに困ってんのよ。』
高橋「……っ、」
『似合ってないなら言ってよ、チシャちゃんには申し訳ないけど、普段着に着替えさせてもらうから。』
間宮「……いい、」
『え?』
間宮「……服の色と口紅の色が、良い。」
『……ほんと?』
間宮「……うん。」
『……っ、ふふ、やだーっ、照れ隠しー?』
間宮「アホか、っ、ちょ、邪魔だよ馬鹿。」
『あはははっ、慎司、かぁーわいいーっ!!』
間宮「辞めろや、馬鹿、こら。」
高橋「……ふふっ、」
『ふふ、……じゃあまた後で、準備が全部終わったら呼ぶね。』
間宮「ん、また。」
『ばいばーい、』
高橋「……、見て見て。」
『っ、あははっ!!いい写真!!』
高橋「後で送るね?」
『うんっ!あはは、これ待ち受けにしよーっ、』
高橋「ほんっと、好きだなぁ……。」
『えっ?』
高橋「ん?いおりちゃんと慎司さん、すっごい可愛いなぁって。」
『っ、ふふ、ありがとう。』
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猪狩「……どう。」
『……なんでクロくんってパティシエにならなかったの?』
猪狩「技術を誰かに教わるとか、嫌だったから。」
『なるほど?……こっちのお肉は?ノラちゃんが焼いてくれたの?』
山田「はい、」
『すっごい美味しそう……。ありがとね、時間割いて作ってくれて。』
山田「いえ、こんなの……全然。」
猪狩「…………。」
『こんなのなんて言わないで?私作れないんだからさ、ほんと凄いよ。こんな短時間でこんなに豪華な料理……。ほんとありがとう。』
山田「っ、ふふふ、どういたしまして。」
猪狩「……はぁ、」
高橋「ごめんね、私なんにもしてないけど……。」
『何言ってるの、チシャちゃんは私のお願いで、私のヘアメイクとかやってくれたんじゃない。……こんなに可愛くなったの初めて。』
高橋「ほんと!?やったぁー!!」
『でもなぁ……やっぱ一人でこの部屋飾り付けたミケくん凄いよ。』
大西「本当ですか……?」
『うん、さすがミケくんだね。』
大西「ありがとうございます……!!」
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花火2016(プロフ) - ゆきさん» コメントありがとうございます!!分かりました!お時間かかってしまうかもしれないのですが、出来次第出させていただきます!! (2022年8月12日 0時) (レス) id: 0f7e1e76f5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます!!良ければ、あなたの番です劇場版の、夢主のシーンとか書いて欲しいです!!これからも更新頑張ってください! (2022年8月11日 23時) (レス) id: 665485fed9 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - たまごボーロさん» コメントありがとうございます!今気付きました…笑 実は最初、猪狩くんと高橋くんのお話にしようと思ってたんですが、「後輩くん一人の方が書きやすい…」と思って急遽変更したので、そのミスだと思います…笑 教えていただきありがとうございます! (2022年8月9日 23時) (レス) id: 0f7e1e76f5 (このIDを非表示/違反報告)
たまごボーロ(プロフ) - 後輩の話で最初猪狩くん?の名前ありましたけど、話の中では高橋くんだけってことでいいですか? (2022年8月9日 23時) (レス) @page6 id: c5a7976f82 (このIDを非表示/違反報告)
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