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高橋「……ん！！んま！！」
『ほんと？』
高橋「めっっちゃうまいっす！！」
『よかったぁ……。』
田中「……え、待ってこれめっちゃ美味いよ。」
『ふふ、よかった。』
田中「タンドリーチキンだっけ、これ、」
『そうそう。タンドリーチキン。』
田中「んー……うんま、」
私の向かいの席でタンドリーチキンをキラキラとした目で頬張る子供みたいな恭平くんと、私の隣でずっと「うまいうまい」と言ってくれる樹くん。
食べている所を見ても二人の雰囲気はどこか似ていて、先輩後輩の仲と言われても全く不思議ではないし、なんなら「ですよね」という感じで。
樹くんにこんなに素敵な後輩さんがいたという事実に対して嬉しさと、それがどこか兄弟みたいな恭平くんだと知って、なんだか温かい気持ちになった。
田中「な？Aちゃんの料理最高だべ？」
高橋「最高っす。まじこれ何個でもいけます。」
『あははっ、それは良かった。』
高橋「ほんっとマジで、何から何までありがとうございます。」
『ふふ、お代わりあるから食べれるだけ食べてね？』
高橋「はい！ありがとうございます！！」
『どういたしまして。』
高橋「……なんか、ご本人の前でこういう事言うのはちょっとあれっすけど……波多野さんって、ほんまに素敵な彼女さんなんっすね……。」
『えぇ？ほんと？』
田中「え、なにお前、俺の彼女口説いてんの？」
高橋「いや違います！！違うんすけど！！お顔もこんなに綺麗で性格も良くてお料理もうまいって……マジですげぇなぁって思って……。」
『ふふ、ありがと？』
別に恭平くんに恋心を抱くとかはないけれど、誰かから「綺麗」とか「素敵」と言われて嬉しくない女性は、きっと世界中どこを探してもいない。
褒められて照れるとかではなく、単純に褒めて貰えた事、「樹くんの彼女」として認めて貰えたような気がして、それが嬉しくてたまらないのだ。
私よりも一緒にいる歴の長い恭平くんに認められるという事は、「私は田中樹の彼女です」と胸を張って言える事になるのだから。……多分。
とにかく嬉しそうな顔をしているのを見られるのが若干恥ずかしくて、それを恭平くんと樹くんに隠すようにタンドリーチキンを頬張った。
田中「なんか付いてる、」
『ん？』
田中「ここ、」
『あ、ほんとだ、ありがとう。』
高橋「今の……きゅんポイントっすね、」
田中「は？」
『ふふ、だね？』
高橋「ね！」
田中「え？」
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花火2016(プロフ) - ゆきさん» コメントありがとうございます！！分かりました！お時間かかってしまうかもしれないのですが、出来次第出させていただきます！！ (2022年8月12日 0時) (
レス) id: 0f7e1e76f5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！！良ければ、あなたの番です劇場版の、夢主のシーンとか書いて欲しいです！！これからも更新頑張ってください！ (2022年8月11日 23時) (レス) id: 665485fed9 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - たまごボーロさん» コメントありがとうございます！今気付きました…笑 実は最初、猪狩くんと高橋くんのお話にしようと思ってたんですが、「後輩くん一人の方が書きやすい…」と思って急遽変更したので、そのミスだと思います…笑 教えていただきありがとうございます！ (2022年8月9日 23時) (レス) id: 0f7e1e76f5 (このIDを非表示/違反報告)
たまごボーロ(プロフ) - 後輩の話で最初猪狩くん？の名前ありましたけど、話の中では高橋くんだけってことでいいですか？ (2022年8月9日 23時) (レス) @page6 id: c5a7976f82 (このIDを非表示/違反報告)
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