怪演女優 Forty Seven

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足立「ん……、えっ、」

『あー、やっと起きた。……もう夕方なんですけど。』

足立「……っ、何これ、」

『ん？手術台。あ、落ちたら危ないから動かない方がいいよ。……今手足縛られて動けない状態だからさ？その状態で落ちても逃げれないし。』

足立「手、術……？」

『あー……その前に、ちょっとこの映像みてもらおっかな。アシスタントさーん、ちょっとテレビ持ってきてー。』

高橋「…………。」

足立「……、あんた、」

『あんた？……私の大事な可愛い子にあんたって何事？』

高橋「…………。」

『……流石にちょーっとグロテスクだけど。……心して見てね、？』



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「ふーっ……ふー、っ、……」

『……これより、濱口正和の男根切除手術を行います。』

「……んん、！？……んんー！！んー！！んーっ！！」

『……はい、チェーンソー。』

高橋「……、結構重い、……動かせるかな、」

『痛かったら手あげてくださーい……あ、縛られてるから無理か。』

「んーっ！！ん！！んー！！」

『はーい、じっとしててねー……。』

「んー！！んんー！！んんんーっ、！！！」

高橋「………クソ男。」


「っ、ん、……っ、ん”ーっ”！！！！」


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足立「…………っ、」

『はいこれ、切り取った部分。』

足立「……正和、」

『おおー、やっぱ旦那のは分かるんだねぇ……。すごいすごい。いや、最初は何人かの切りとって「どれが旦那さんのでしょうか！」ってやろうとしたんだけど、そこまで……っ、ふふ、こんな粗末な物でクイズするのもあれだし、そこまで労力使うほどのものじゃないじゃん？』

足立「………っ、うぅ……っ、」

『痛すぎて死んじゃったぽいんだけど……こういう男ってさ、この切り取った部分に脳みそがあるって言うじゃない？この場合って脳死って言うの？』

足立「うわああああああああ……っ！！！！」

『……こういうのさぁ、普通だったら同情できると思うんだよね？旦那を殺された……妻？みたいな。そこから始まる悲劇のストーリー！みたいな。……でもなーんか、なんかね？可哀想って思えないの。……ねぇ、なんでだと思う？』

高橋「……、くだらない問題、」

足立「……っ、はぁ……？」

高橋「……くだらない問題、って言いましたよね？不倫の事。」

足立「……言ったっけ、？」

『うん、言ってた。……言ってたね？』

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