第１４話！ ページ18
『猛くん、しいたけある？』
相良「そこの野菜コーナーにある。」
『取ってカゴの中入れてー。』
現在、夕飯の食材がないので買い出し中です。
まぁ、しいたけは使わないんだけど。
相良「他なんか使う物あるか？」
『うーん...。あ、人参とじゃがいも使うかな。シチューだしね。』
シチューのルーがあったのに、食材がなかったのだ。
人参とかじゃがいもとか。
相良「取ってくるか？」
『うん、お願い。』
猛くんは、走って野菜コーナーにある、じゃがいもと人参を持ってきてくれた。
人参ちっちゃいのを2本持ってきたから、大きいのなかったのかな。と思ったけど。
すると、猛くんは人参を2本自分の頭の上に乗せるように持つ。
『うさぎ？』
相良「鬼。今日は赤鬼。」
自分でそう言ったのに、後から笑いがジワジワきたようで、くっくっと笑った。
私もそれに釣られて笑ってしまった。
相良「肉多めで頼む。」
『分かった。なんのお肉がいい？』
相良「ブロック。豚のブロック肉がいい。あの鍋とかによく入ってるやつ。」
はしゃいで言ってくる猛くんは、子供のようで母性本能がくすぐられた。
子供いないし、お母さんになった事ないけど。
そんな照れが顔に出ないように気を付け、シチューに入れるキノコを探しに行った。
その時、自分の持ってるカゴが重くなったような気がした。
見ると、入れた記憶のないお菓子がどっさり入っていた。
ポテトチップスにポップコーンにおせんべい。
しょっぱい物ばっかりか。
まぁ、犯人は分かってるんだけど。
とりあえず何も言わないで無視しておくと、またお菓子がドサッと入れられた。
また...なんでそんなにしょっぱい物ばっかり入れるんだ。
ちらっと猛くんを見ると、「買って。」と媚を売らんばかりの上目遣いでこっちを見てきた。
相良「買って。」
言ったよ。
『駄目だよ、お金の問題もあるんだから。』
私がそう言うと、猛くんはしゅんとした顔をしてこちらを見てきた。
とりあえず猛くんが入れてきたお菓子を見ると、限定発売の物も入れてあった。
...駄目だ、すごい気になってしまう。
『...この期間限定のやつだけだよ？あとそのポップコーンも美味しそうだから買う。』
私が渋々許してしまうと、猛くんはこちらを見てニコニコ笑ってきた。
まさか、それが作戦だったのか...？
今は猛くんが嬉しそうに、お菓子を棚に戻している。
...可愛さに免じて、今回は許してあげよう。
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こもれおLOVE - 猛くん可愛い。キャラ崩壊してもいい。いやむしろキャラ崩壊して。マジやばい。いっそんパウダ(( (2020年8月12日 19時) (
レス) id: 773f58e41c (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん - アルゴリズム体操ｗ久しぶりに思い出しました！！♪手を横に〜あらアブナイ〜ってやつ！更新頑張ってください！応援してます！ (2019年1月3日 21時) (レス) id: 3f4ccbd374 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 花火2016さん» さとす……でも言い直すの厳しいですね！経験者は語るってことで辞めときます。忠告はちゃんと聞くタイプ←((目の前にいるのにメール送ってきたら馬鹿と見なしましょ。 (2018年12月13日 20時) (レス) id: 656cb74d82 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - ＊ルーラー＊さん» ありがとうございます(T_T)全然迷惑じゃないですよ！こちらこそありがとうございます(T_T) (2018年12月13日 19時) (レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
＊ルーラー＊ - 迷惑になってしまったらごめんなさい。本当に、もう、泣きそうです。相良くんがヤバイです。夢主ちゃんもヤバイです。本当に泣きそうです、ありがとうございます((( (2018年12月13日 17時) (レス) id: 38581538ac (このIDを非表示/違反報告)
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